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生きていてくれてよかった(8/3-8/4日記)

昨日、あまりにも我が家の空気が悪かったので、恐山に登り、頭のてっぺんまで覚醒してしまった娘様をもつO先輩に相談した。
仕事をしている時や家から出た私の体調はすこぶるいい。しかし、彼の仕事部屋とリビングまで突き抜ける廊下のドアを開放したままにしておくと空気が「重い」
いやまて、同じ地球に住んでいて空気の思い軽いなんて物理的法則でありえんやろ。なのに明らかに「重い」んだ。例えるなら、台風に対してチャリで向かい風に特攻する感じ?風速40mくらいじゃないかな。それくらい息が吸いずらい、重い。
試しにリビングと玄関に向かうドアを閉めてみた。少しいい感じだが、あいつがトイレ頻回なので(わたしもだけどw)結局ドア開けっ放し事故が発生する。こうなるとまた『通り道』になってしまい、また空気が重くなる。

もうね、私には「見えない」んだよ。目がないから。ピュアだった頃はジジと一緒に色々幽霊さんこんにちはしていたけど、もう見えない。ジジも認知症になってしまったので、流石に昔のように見ることは難しいと思う。言葉すら出なくなってきたし…
いやー、家に遊びにきているのか、現在治療中の彼氏の方に憑依しているのかどっちだろう。少なくとも、彼氏の方に憑依されたら厄介だ。払えないし、基本霊的なものは一切信用しない人間だし言う事一切聞かないので、はっきり言ってどうしようもない。逆に私にのっかってくれていれば🐉の癒し人様の動画を流して空間除去はできる。これ、本当に効くので霊的要因で困っている方がいましたらお知らせしますね。

やっぱりO先輩は超絶天然で面白い人だった。

そんなことを先輩に相談したら、O先輩家からも衝撃的な内容を聴いた。確か元々お父さんが高尾で修行していたり、叔父も霊感強くて滝の修行を受けていたとかなんとか。そんな血がそのまま娘さんにも移行したらしい。
そしてもっとびっくりなのが、お客さんの生霊が右肩にのっかってると

「娘にさあ、『ママの右側に女の人の生首がある。わーやだ、こっちみてるみてる、超みてる・・』って言うのよ」

まって、O先輩。それめっちゃ怖いんだけど。気温30度超えてもやっぱりホラーですか?

「それでね、こないだAさん(仮名)を送迎するのに車乗って、隣で腕がちょっと触れたらぞわぞわぞわーって全身鳥肌たっちゃって。でもAさん、別に悪い人じゃないし、いつも綺麗だしいい人だし、なんで生霊なのかわかんないんだよねえ。娘にさ、その人かどうか確認してもらう為に絵を描いたの。そしたら、『ママ、その人だよ。でも生霊ってついたり離れたりするから大丈夫じゃない?』って」

ついたり離れたりするのはいいんだけど、イタコのような娘さんの言う事ではいそうですか、って納得して生霊と生活するO先輩の度胸の強さにびっくりした

そしてその後、うちの職場のギターマンが休憩あがりで、ちょうど我が家の話をすると更に衝撃的な話を聴いた。

「鬱になると、ふっと消えたいと思うことがあって、それが鬱になった後か前か、治ったと思ってもまたそういう時がたまにあったりするんだよね。俺なんて田舎だったから、病院は行かなかったし、どうせカウンセリングって言っても大したレベルじゃないだろうから何もしないでやったよ」

うちもできれば訳のわからん薬を盛られて治療するよりも、正直自力で克服して欲しい。私がそうだったように……看護師で抗不安薬を服用すると仕事にならなくなるんだ。だから私は辛くても何があろうとも絶対に飲まないしこれからも罹らない。
ギターマンの話にうちの彼を克服する方法があるかと思い熱心に聞いた。

彼も自殺未遂を2回やっており、2回目はかなり深くえぐったようで、まさかの傷が残っていた。しかも骨まで達していた傷だ。
「ギター弾けて良かったよ」とさわやかに笑う彼の笑顔は、苦難の道を乗り越えて得たものだった。
いつも冗談ばかり言ってお客さんやスタッフを楽しませている中と、ギターを弾くのは趣味であり、歌は人の心を癒すじゃん?という彼の口癖がそうさせているのだろう。70代以上の奥様達を虜にするギターマンは罪深い男だ。彼が生きててくれて、本当によかった

ギターマンの話で参考になりそうなものが、
点描絵を描いた。一時期それに没頭して時間は無限にあるから、そうやって何かに没頭していると気持ちが楽になったけど、またふっとした時にもとに戻る。→うちの彼は芸術的センスは皆無なのだが、TRPGのゲームでキャラを作っていたので、大量に部屋に置いてある箱がある。あれに着手してくれたらよいのだが、まだ急性期なのでそこまで気が向かないらしい。たまに外に出て友達と酒を飲むだけで精一杯・・・
ブログを書いた→自分の治療や同じ悩みを持つ人のために、と発信してくれたそうだが、「面倒になって今やめてんだよね笑」と言っていたので、同じことをうちの彼がやれるとは思えない(そもそもそういうものに興味がない)

うん、折角リストカットの話まで深く話してくれたのに、やっぱり自力で治すツールは今のところ無さそうだ。せめて、ギターや楽器に興味を持ったり、歌がスキとかならいいのに、それもないし。

ただ、私は二人の先輩から話を聴いたことで少しだけ身体が楽になった。有難い。問題は、この日ネット環境も最悪だったが、また「空気が重い」状態で、私はせっかく食べたブドウの味も分からず、大好きなかぼちゃサラダは腐った味がした。なのでふて寝したともいうが、寝室にも「何かいる?」のか、ちょっとうたたねして起きた瞬間、発作で苦しんだ。不整脈が増えてきたのは、あまりよくないね。もうちょいで全身健康診断だからまってて。



そして今日。ついに休みの日にバイトをする事を決めた。今後通うことになるだろう施設の下見もかねてチャリを走らせた。どうせ鷺ノ宮まで電車に乗るくらいだったら、チャリの方が同じくらいの時間だ。そう思い運動とストレス発散と外の空気を腹いっぱい吸い込むべくこいだ。ひたすら知らない杉並区を走った。
私は東京に10年ちょい住んでいるが、殆ど蒲田から出た事がなく、東京の1割も移動したことがない。杉並区はお隣なのに全く未開の地でわくわくした。しかも、森林浴っぽいような並木道もあり、朝から幸せな気分になった。ちょっと身体の中の空気を入れ替えした事で、少しだけ上向きになれた気がする。こういうきっかけひとつに、感謝だ。

いっぱい息を吸い込んで森林浴ゾーンを抜けた。バイト先はチャリ35分くらいの道なので、今の職場とさほど変わらない。
お互い自分だけの時間を設けて、スキなことをやって、少しずつ発散して、今はお互い顔を見て会話にもならないけど、今日はラインで野球の話をしてきた。明日は言葉を交わすか分からないけど、それでも自分の心まで落とさないように、家の空気の入れ替えだけは、何としても続けていこうと思う。

久しぶりに寝室のベランダを開けて日光を入れまくったらちょっとだけ良くなった気がする。こういう時にナイチンゲールの初手を思い出すんだ。環境的要因は看護の基本だから。



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