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言い負かしたがりのおじさんの対応方法

会議とか打ち合わせで発言したがりというか、何か言わないと気が済まない、黙って聞いてられないおじさんっていませんか?
しょうもないことを言ってきますから、正味なところ勘弁してほしいのですが、しゃべり出したら止まりません。途中で止めようものなら、余計にめんどくさくなるので満足するまで言わせておくしかありません。的を射てないしゃべりが延々とされているので、最初の方に何言ってたか、話が終わる頃には記憶にありません。
ほとんどの人は反論せずに受け入れますね。
まぁ受け入れるというか、よくわからないのでとりあえず、なんも言わずに過ぎ去るのを待ちます。議事をまとめている書記さんも大変です。何となくの雰囲気でまとめる場合がほとんどですが、真面目な書記さんですと、記載内容の確認をしたりします。
でも、しゃべっていた当の本人もよくわからなくなっちゃってるのでしょうね「いいんじゃない」みたいな雑な返事しかしません。
こういうおじさんは自分が好きなようにしゃべって気持ちよくなりたいだけなので、発言内容はどうでもよかったりします。なんとなく思いついたことから話が始まって、自分の昔話や自慢話を交えながら、あっちに脱線、こっちに脱線しながら、最後までよくわからない話が続きます。とにかく本人が満足するまで黙って聞くのが最短ルートだと思います。

稀に真っ当に対応しちゃう子とかいますね。
「それちょっと違うんじゃないの?」と思うことを真っ向から指摘しちゃったりします。会場内のほとんどの人もわかってます。その指摘は真っ当だと。真っ当な議論なら100%おじさんの負け確定です。
ですが、おじさんは絶対に折れません。
そして、おじさんは抜いた刀を収められなくなってしまっています。
おじさんは論点をあっちこっちに振りまくって撹乱してきます。
あっちこっちに論点をばら撒かれた話を丁寧に対応するのはかなり苦労しますし、疲弊させられます。
途中でめんどくさくなるので、本心では「あんたいったい何が言いたいのか、よくわからないんだけど」と思ってはいるが、グッと我慢して「わかりました」と言って終わりにしますね。
中には最後まで頑張って全ての戯言を撃墜する猛者もいます。
おじさんを完全に追い詰めると、おじさんは最終兵器を出してきます。
再び長々とあーだこーだと言いながら、そこに相手が言っていた正しい発言を織り交ぜて、自分も正しいことを言っていたような雰囲気で「君がちゃんと理解しているか試したんだ」的なことを言って自分を正当化してきます。
まぁほとんどの人は呆れます。
こういうおじさんは、自分の間違いを絶対に認めせん。こちらを言い負かすまで納得しません。
「あんた最初そう言ってなかったやんか!」
と言いたいでしょうが、これ以上は無駄でしかないので、まともに相手にしない方がよいでしょう。
というか最初からまともな対応をしてはいけません。

こういったおじさんたちは自分が気持ちよくなることしか考えていません。まともに対応していたらこちらが疲弊するだけ損です。
そして論破すると後々もっとめんどくさいことになります。これから先の会議でも目の敵にされてめんどくさい対応をすることになってしまうからです。
めんどくさいですが、気持ちよくさせつつ、無駄な宿題を出させないように立ち回るのがベストですね。
なんでそこまでやらんといけないの?
と思うかもしれませんが、そういう会社に勤めてしまっている以上は、これも給料分と思って楽しむしかありません。

めんどくさいおじさんには、感謝を示し、聞く姿勢で理解を示してあげましょう。
議事録に残らない程度に勉強しておきますくらいが理想的な回答でしょうね。
「調べます」とか「検討します」とか言ってしまうと議事録に残って次回の会議でフォローすることになります。そのために割く時間がもったいないので、実施の有無は問われない「勉強する」というのがベストだと思います。
勉強だけなら流石に報告義務はないでしょうからね。
それに言ったおじさん側も、そこまで自分の発言にこだわりがあって言っていないので1ヶ月後はすっかり忘れていると思います。

賢い勝ち方は試合に負けてあげて、長い目で見た勝負に勝つことを目指すことです。
この人はうまいなぁ〜と思う理想的な対応は、
なんでもかんても「はい」というのは、こういうおじさんは満足しないので、ささやかな反論をして、ほどよく徐々に負けてあげます。そして最終的に被害を受けない程度に負けてあげて終えるのです。相手に「勝った〜」という満足感を与えつつ、自分を理解してくれたという満足感を与えてあげるのです。
ここで難しいのは、あまり好かれすぎないようにしなければなりません。程よい距離が必要です。好かれすぎると普段から何かと近寄ってくることがあります。他の人たちに煙たがられているので、居心地が良いところを見つけると居座ってくるからです。
何事も程よい距離が必要ということです。
難しいかもしれませんね。

あと、稀に価値あるアドバイスをくれる人もいるので玉石の違いはしっかりと見分けた方が良いでしょうね。

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