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ポンコツ管理職、他部門の若手に呆れられる

白いブラック企業の管理職にはかなり程度の低い人間が結構な数いますね。
そんな人間が最先端の技術領域を仕切ってやっているというのだから驚きです。
まぁ最先端なのはネーミングだけで、その実態はひどいものです。
そんなひどい状況になっている一番の理由は、管理職のやる気の問題です。管理職がその分野の最先端をリードできる逸材であれば理想的ですが、まぁそんなことはレア中のレアです。普通の一般的な管理職であれば、世の中の技術をキャッチアップするだけでも会社にとっては十分に価値があることだと言えます。しかし、白いブラック企業の管理職はそれすらもできません。やる気というものが全くないのです。なぜそんなにやる気がないのかというと、仕事をやりきろうと、やれなかろうと給料も変わらなければ叱責されることもないからです。
めっちゃ良い(ゆるい)企業やんか!
と思われた方もいるかもしれませんが、とんでもない間違いです。できないことはすべて部下の責任にするから当人(管理職)は責任を取ることがないだけなのです。自分さえ痛い思いをしなければ他人(部下)がどんなに苦しかろうと知ったことではないです。表面的な対応がホワイトっぽいだけで、その実態はブラック以上の漆黒、陰湿で陰険な魑魅魍魎の管理職が跋扈するのが白いブラック企業なのです。
白いブラック企業の管理職のヤバいところは異常なほどのやる気の低さとモラルの低さなのです。
前置きが長かったですが、今回はそんなやる気とモラルの低い管理職の残念な事例を紹介します。そして、そんな残念な管理職の行動に対して他の人たちがどう思っているのかについても紹介したいと思います。
残念な管理職にとっては「知らぬが仏」かもしれませんね。

前述のとおり白いブラック企業には、ネーミングだけ最先端であって実態の伴わない部隊というものが結構たくさんあります。問題はすべて部下の責任にしているので、実質的な問題であるポンコツ管理職が叱責されることもなければ、組織が改善されることもありません。ですから上層部も、このポンコツ管理職が問題だとも思っていないし、まったく部門として機能していないことも知らないのです。ですから、他の部門に対してこのポンコツ部門の協力を得なさいなどと、トンチンカンな指令を出したりするのです。そして、それを言葉どおりに受け取った他部門から協力依頼が来たりするのです。
他部門としては実質的に何かしらの課題はありませんが、上層部からアドバイスをもらえとの指示があったので、仕方なしに打ち合わせを設定しただけなのです。まぁ、とりあえず自分達のやっていることを説明してみて、何かしらのアドバイスを引き出そうと思ったのでしょう。

他の記事でもすでに紹介しているとおり、このポンコツ管理職率いる部隊は、かなり荒廃してしまっているため、もはやなんとかしようという部下は一人もいません。こんな打ち合わせがあれば、呼ばれた出席しますが、このポンコツ管理職がいったいどういった対応をするのか?どんな失言をし出すのか?を仕入れて、若手同士の飲み会の酒の肴にしようくらいにしか思っていないです。
そんなんだから誰も発言はしません。
仕方なしにポンコツ管理職は自分で何かしらのポーズを取らなければならず、
「素人的な意見として言わせてもらうと」
などと一見して謙遜しているようにも取れる枕詞から発言をし出しますが、発言内容は極めて素人、いや稚拙極まりない戯言、長くダラダラと話せばなんとなくどれかはかすると思っているのか、内容がないのに話だけは長い。そんなんだから結局何言っているのか、何を言いたいのかわかりません。
正直に「ちょっと何言っているかわからないんだけど!」と言いたいが、言ったところで、またわからない長話が出るだろうから、効率的に考えて何言っているかわからないのだけど「わかりました。ありがとうございます」というのが正解なのです。
先方も心の中では「あんたら専門家の集団なんちゃうの?」と思ったはず。
それに身内の部下たちも、このポンコツ管理職のダメさ加減をさらに認識することになったのです。それは、説明を受けた他部門のやろうとしていることは、ちょっと前に自社の進める方針と違うと言っていたのに、他部門がそれをやっていても指摘しないという異常な日和見主義を目の当たりにしたからです。
相手に合わせていうことを変えるのです。
打ち合わせをしたというポーズは取っただけの無駄な時間ですが、白いブラック企業ではこんなことが常態化しています。今回の打ち合わせだけでなく、ほとんどの打ち合わせなるものは大体同じ感じですね。
こうして何の価値があったのかわからない打ち合わせは幕をとしたのです。
他部門側としても上から言われたことは一応やったし、これでヨシとなるのです。「こいつらは使えない」という事実を把握できたことだけが今回の成果でしょうね。
ポンコツにしても、なんとか今日という日を乗り越えたと満足そうです。これで高い給料が支払われるのだから白いブラック企業の体力はすごいですね。

後になって他部門側の若手から連絡が入ったらしい。
「お前ら一体何をしている集団なの?」
「あの人(ポンコツ管理職)ヤバない?」
などなど若手同士の飲み会の酒の肴を十分に仕入れたようです。
ポンコツ管理職の部下たちも、普通ならメンタルをやられてしまうが、もはや割り切ってポンコツの醜態を鑑賞することを楽しむと決め込んでいるので、なんとかメンタルを維持しているようですね。
自分の心を殺して何も感じないようにしているのです。

ポンコツ管理職の部下たちの名誉のために補足すると、彼らは職場を改善するためにありとあらゆることをやったのですが、組織が変わることはありませんでした。それどころか、やればやるほど自分達の立場を悪くし、職場環境がより悪化するだけだったので、もはや何もしないことが最善策と判断したのです。もちろん任された仕事はキッチリしていますよ。しかし、自分たちの責務を越えることには手を出さない。会社が気づかない限り、この組織は改善されないと分かったからです。
「会社は人(社員)である」
その人間を疎かにした末路がどうなるのか?
若い社員の方がよほど理解していると思います。
会社が変わるのが先か?人がいなくなるのが先か?
その結果はそんな先にはならないと私は予測しています。

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