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アムハラ語追加の喜びと責任感と。

私のnoteで何度か触れている、待機隊員向けのオンライン語学研修。

とうとうアムハラ語が追加されました!!!


直接要望も出していたものの、返事の様子からして自分の隊員期間中には実現しないかなぁと思っていたものが叶った。もちろん私だけの要望ではそうコトは動かない。エチオピアの待機隊員全員にアンケートが来ていた。きっと私以外の人も希望したんだろう。

先生も想像しうる限り最高の方。実は私、毎週水曜日にもお会いしているのだが、構わない。


先週からレッスンが受けられるようになった。まだ進め方の方針決定と動詞の活用についてまでしか話せていないが、既に私の粗がボロボロと出ている。。。

一応私のアムハラ語学習歴は1年2カ月、ということになっている。エチオピアに行ってから現地で訓練を始めて、エチオピアに滞在していた期間が1年カ月だから。
ただ、こう、現地訓練はフィダル(エチオピアのアルファベット)を使わないサバイバル会話までだし、あとはほぼ同僚や先輩隊員からの口伝で習得した結果が私のアムハラ語。
「理論は分からないけど、こう言ってました。」の塊。

改めてアムハラ語を体系的にまとめてらっしゃる先生と話したり質問しているうちに、変な汗が出てくる。黙っておきたい衝動に駆られる。自分の不勉強なとことか適当なとことか間違って覚えているものとかがそのまま出てしまうから。穴があったら入りたい…。

幸い先生が優しいので「熱意が伝わりました」や「既にある程度の会話力があるので、文法の理解に有利です」のようなコメントをくださる。
受けられる期間は限られているんだし、聞くための一時の恥は捨てて自学できるレベルまでもっていくんだ…!



こんな感じでアムハラ語を受けられる喜びを感じる一方、そこそこ大きな責任も感じている。

アムハラ語はエチオピアでしか使われていない。ここで私たちがしっかり勉強しないと、せっかく導入して頂いたアムハラ語も「やっぱり要らないじゃないか」とカットされてしまう。『少数意見も大切に』と言ったって予算は限られているのだから。そしてこのマイナスの実績を作ってしまうと、未来の隊員が「アムハラ語レッスン欲しい!」となった時に「前も要望あったから入れたのに、使われなかったから」なんて、再導入の妨げになりかねない。

私の任期のうちは自分もしっかり頑張る。
どうかどうかその後も、アムハラ語レッスンのニーズが保たれてほしい。

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