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曖昧力

タイトルの曖昧力、これは私がずっとキーワードにしている言葉で、なおかつ今でも対面するとビビる言葉です(笑) 

定義は、物事がわからない状況でも突き進まないといけないときに試される力。もっとわかりやすく言うと、今までやったことのないことを任されたとき。

こういうタイミングは客観的に見ると最高の成長チャンスで、渦中の人間からすれば、乗り越えるときの成長痛がはんぱない。

その成長痛のもとがこの曖昧力だと思います。状況を打破する術もわからんし、何から手を付ければいいのかもわからん。そもそもこれが何なのかもわからん。極論わからんことがわからん。自分が焦っていることだけわかる。

私には曖昧力から逃げた経験が。ある仕事を「無理です」と言ってそのまま辞めたことがある。その時は、まさに何がわからないのかもわからなかった。

しかもわかろうとする努力もしないで、ただの否定で終わって、本当に情けなかった。辞めると言ったら辞められる、その環境に甘えて、いざ辞めてみると虚無感。何とも言えない後味はずっと苦く苦しく続いて、もうこんな思いはしたくないと思った。

曖昧力が足りなかったことの背景には、助けを求められなかったこともあるというのは後に振り返って気がついたこと。

適切に他人に頼ること。これはまだ全然できない。練習中で、とっても重要なことだと思う。ちゃんと手を伸ばせる人になりたいです。

私はチームは星形だと思っています。それぞれその人にしかできないことは必ず存在して、各人が持つ尖ったものを集めていくと「★」みたいな形になるんじゃないかと思っています。

チームは異なる能力を持ったメンバーが集まるからこそ「チーム」になる。逆に似た人ばかりのチームはチームとしての機能を果たさないですよね。自分はその一辺でしかなくて、自分にしかできないことも、自分にはできないこともどっちもある。その両面を知ることができるから、チームは最高だなって話です。

今は人生で初めて、クライアントが目の前にいるプロジェクトに参加させてもらっていて、曖昧力が試されまくり。自分の思考の記録と励ましの文章になってしまいました。毎日成長痛で成長中。

頑張ろ!