好きと嫌い

Twitter…もといXにDislikeボタンが実装されるそうだ。目にする意見は大体否定的なものであるから、まあこの先どうなるかはわからない。

Noteはイイネではなくスキの表示になっている。言葉的に、どちらのほうが好感度が高いかといわれると、99%の人がスキだと答えるだろうが、本当の意味でスキだからボタンを押してる人は1%にも満たないと思うので、大体がイイネの意味合いで使っていると思っている。実際はどうかわからないが、このような弱小の筆者にもスキボタンを押す数寄者←がいるのも現実なので、気軽に使えるボタンであったほうがいいように思う。本当にスキじゃなければ押せないスキボタンとか、押す側も押される側も困ってしまうだろう。

さて、Dislikeの話である。Likeボタンに対応するのでDislikeなのだが、日本にはこんな言葉がある。「好きの反対は無関心」

この言葉を日常で認識するような場面はまあない。大体のシーンでは好きの反対は嫌いだ。というより、最近では何かを好きと表明する=何かを嫌いであると表明するというようなシーンが多く存在するせいで、好きではない=嫌いということが多いのではなかろうか。だからそのトレンドを受けて、Dislikeが実装されるのだろう。「Dislikeで傷つく人もいる」とか「Dislikeが創作の妨げになる」とかいう人もいるようだが、XでPostしまくったり、創作を発表する人たちは圧倒的少数なのであり、そんなものに慮るよりは、「みんな、あいつが、嫌いである」という空気感(オタクが嫌いなイジメの空気感)を演出したほうがSNSの運営としては適切であるという、なんとも嫌な結論がXで下されるのだろう。まあすでに実際、特定の人間を棒で殴るのが趣味みたいな人もたくさんXにいるのであり、Dislikeを喜んで受け入れる人も居るのは想像に難くない。

実際DislikeでXが廃れるかどうかはわからない。自分は最近Instagramも触っているが、Instagramでフォローされる9割がBOTか業者みたいな存在なので、それを思えばDislikeくらいでXが急に廃れるとも思わない。私個人としては、やはりスキでもキライでも、見てもらってなんぼだ、それが可視化されてなんぼだと思っているので、仮にNoteにそれが実装されても拒むことはないだろう。運営の好きにしてくれればよろしい。

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