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【書籍紹介】哲学を面白く紹介している本をTwitterに投稿したら、著者ご本人がいいねしてくれてびっくりという話

こんばんは!
あおはるです!

直近Twitterで
#この河出文庫がすごい総選挙
というタグがあったので、
好きな本を投稿したらご本人からいいね頂きました。

これまでTwitterってほとんど触ったことがなかったのですが、Twitterのすごさに驚愕しています。

ということで思わず、記事にもしてみました。


『史上最強の哲学入門』
飲茶 (著)
河出文庫

本作のコンセプトは
より強い論を求め、知を戦わせてきた男たちの情熱の物語

「グラップラー刃牙」のように哲学者同士の主張を戦わせるといった構成です。

第一ラウンド 真理の『真理』
――絶対的な真理なんてホントウにあるの?

こういったテーマに、
プロタゴラス、ソクラテス、デカルト、ヒューム、カント、ヘーゲル、キルケゴール、サルトル、レヴィ=ストロース、デューイ、デリダ、レヴィナスが論をぶつけあって戦う、みたいな内容です。

最初に哲学者をプロレスの入場時のように紹介する記述があり、

儲けたいからここまで来たッ! 「見えざる手」の根拠、いっさい不明!
アダム・スミスだ!!

は、笑いました(笑)

他にも第二ラウンド以降には、プラトンやアリストテレスやルソーやニーチェ、ニュートンにハイデガーなどなど錚々たるメンバーが登場します。


もともと執筆のきっかけは「哲学初心者や、哲学を学ぼうとして何度も挫折した人向けに、三〇人ぐらいの哲学者を一人一人紹介していくような気軽に読める入門書を書いてほしい」という話から始まったようで、試行錯誤の末、今までの哲学入門書には「バキ」分が足りないという謎の結論に至っています(笑)

とはいえ、ネタかと思いきや、かなりしっかりと、それぞれの哲学者の考え方や主張が紹介されています。


興味が湧いた方はぜひ読んでみてください。


以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!



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