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薬用に使われた植物

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生薬名があって薬用に使われてきた植物
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記事一覧

ローゼル

去年の秋に赤い実がついているのを見て、ハイビスカス・ティーの原料になる「ローゼル(Rosell…

あおはくたき
1か月前
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ヤマエンゴサク

カタクリを見に行った時に近くで咲いていたもの。 これも、春先に花を咲かせ、その後は次の春…

あおはくたき
5か月前
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ニリンソウ

1本の茎に2輪の花が咲くことから「ニリンソウ」とのことだけど、実際に咲くのは1輪~4輪な…

あおはくたき
5か月前
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カタクリ

今年は、見に行けるものは行ってみよう!と思い、3月のセツブンソウ、ミツマタに続いて、今月…

あおはくたき
5か月前
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フキ

早春には山菜「フキノトウ」として、春から夏にかけては野菜の「ふき/蕗」として親しまれる「…

あおはくたき
6か月前
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サルトリイバラ

つるにトゲが生えていて、猿さえも捕らえてしまうという意味で「サルトリイバラ」なのだそう。…

あおはくたき
10か月前
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クマツヅラ

この「クマツヅラ」は東南アジアを中心として世界中に分布し、古くから薬用とされてきたのだそう。 クマツヅラ属の学名は「Verbena」で、「バーベナ」の名がつく園芸種はだいたい同属。三尺バーベナとも呼ばれる「ヤナギハナガサ」は野生化しているので、時々道端で見かける。 ただし、レモンの香りがして人気のハーブ「レモンバーベナ」は同属ではなく、クマツヅラ科だけどコウスイボク属の、草ではなく落葉低木。 「Verbena」 には「祭壇を飾る草」という意味もあり、古代ローマでは祭礼に持ちい

オニユリ

オニユリの鱗茎(ゆり根、「茎」の字が使われているように根ではなく葉が変形したもの)は少し…

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ニワウルシ(シンジュ)

ウルシに似ているけれどかぶれる心配がなく庭に植えられるので「ニワウルシ」の名がついたとの…

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フジ

先週末の暴風と大雨と傷んでしまったけれど、今年はどうしたんだろう??と思うほどあちこちで…

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カキドオシ

個人的に、これは花より葉っぱが好き。 古くから使われてきた薬草(民間薬)。 別名「癇取り草…

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ヤブツバキ

ツバキは冬に花が咲くので寒い気候に結びついたイメージを持っていたけれど、実は温暖な地域に…

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コショウノキとジンチョウゲ

最初は、シロバナジンチョウゲの幼木かな?と思ったのだけど、調べると、ジンチョウゲはもとも…

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マンサク

これは植えられてる木なのだけど、マンサクは「山里の雑木林や谷筋の林に自生する」というのを知ると、ぜひとも自生のものを見てみたくなる。山や林はまだ殺風景な色合いなので、この黄色い花が咲いていたら春を感じてありがたい気持ちになるのだろうなと思う。近くの雑木林にないかなぁ。 葉が出るのは花が完全に終わってからで、葉は、秋には、品種によって赤や黄色に紅葉するそう。 マンサクの樹皮の繊維は、「ネソ」と呼ばれ、合掌造りで有名な岐阜県白川郷では木材を結束するのに使われてきたのだそう。それ以