アイシャドウとイヤリングと有田焼

本日の東京の生息地域は、ぽそぽその雨が降ったり止んだり、すっきりしないのです青鳥(あおどり)なのです。
それでも食材は無くなるから確保に赴くのです。
それでも、まだ細かいものが足りなくて、別のお店に向かうのです。
ドラッグストアに、100円ショップに、鮮度が良いスーパーに、小さな駅のショッピングセンターに。

赤いショッピングカートで米をおうちに運び入れて、そのあとに廻ったのです。
大きな荷物をしまって身軽になったら、雨が降ってきたのです。
ぽそぽそなので、大したことはないのですが、それでも軽く傘は必要だったのです。
なんとなく、アイシャドウをプチプラで3種類。青系統、バーガンディー系統を購入。基本プチプラしか使えない青鳥なのです。デパコスは、敷居高すぎてギヴなのです。

次はイヤリング、なのです。
ピアスではなく、イヤリング。
ここで問題が。青鳥汗疱持ちだし、皮膚は基本強くない。ので樹脂製のものを探すのです。
運よくあったので、ここでも3種類購入。

そして、小さな駅のショッピングセンターをぼーっと歩いていたら、イベントスペースで焼き物を売っていたのです。
有田と波佐見焼、なのです。
急須、湯呑み、箸置き、お皿、コーヒーカップ。そして抹茶茶碗。
初めはコーヒーカップを見ていたのですが、ふと隣に大きいお茶碗が。
そこにあったのが量産品の抹茶茶碗、だったのです。
青鳥、お茶なんて点てません。
抹茶も茶筅も、お作法もしりません、なのです。
けれども、自分の両手が、勝手に茶碗をセレクトしはじめたのです。ちょぉぉぉ! なのです。
結局手に馴染むものを発見してしまい、お値段も超安いし、ということで購入、なのです。

特別な仕立てじゃないし、作家ものでもない。
ただの量販品。
けれども、手に馴染んだのは本当。

だからいいのです。
安くても、いいのです。
抹茶なくても、いいのです。

今は緑茶を淹れて楽しむのです。
そのうちなんとかするでしょう、なのです。

そうやって見切り発車で何とかした方が、楽しいのかも、なんて思うのです。
そう思うことで、自分に折り合いをつけようとした青鳥、なのです。

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