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あおばエール協力店とは? Part 1

障害がある人でも、普通にお店で買い物ができたり…外食を楽しんだり…いろんな人と交流ができる街になったら…という願いのもと、2020年7月、青葉区自立支援協議会・地域づくり部会※にて「あおばエールプロジェクト」が発足しました。
このプロジェクトでは、障害者支援をしている相談機関や支援事業所はもちろん、区内で商いをされている方や、障害のある当事者の方々のご意見を基に、約1年をかけて、取り組みを具体化させてきました。
※自立支援協議会の再編により「地域づくり部会」は2021年4月より「地域とのつながりプロジェクト」に改変されました。

あおばエール協力店が目指すこと

この取組は…
①障害者に対する理解が進むことで、障害のある人へのみなさんへの眼差しが変わり「こころのバリア」が解消されるための一歩になる。
②お店の方が障害のある方を受け入れるという一方的な関係ではなく、どうしたら、障害のある方でも、安心で楽しく、買い物やお食事がの楽しめるのか、お店の方、障害者、ご家族、支援者など関係者みんなが知恵を寄せ合って、一緒に考えて行くことを大事にするとともに、
③そこから生まれる交流を大事にして、障害のある人もない人も一緒に青葉区での生活を楽しめるようになる。
ことを目指しています。
「あおばエール」は、①出会える ②分かり合える ③支える の3つの「える」と、
「障害のある人もない人も街で安心して楽しく一緒に暮らしていきたい」という気持ち(= エール/ 声援)をみんなに届けよう! という意味が込められています。

あおばエール協力店の具体的な取り組み内容

あおばエール概要図

①障害者の地域生活を応援したい店舗は『あおばエール協力店』
 (以下、協力店と略)に登録していただきます。

②登録いただいた店舗に、青葉区障害理解ハンドブック
 (障害のあるお客さま「スムーズなおもてなし方法」)
 を配布するとともに、
 障害の専門機関が対応方法の相談をお受けする他、出張講座を行う、
 などのサポートを行います。

③登録いただいた店舗にはステッカーを配布し、
 あおばエール協力店ホームページやパンフレットにて、
 登録店リストや、店舗情報を公開します。
 当事者やご家族は、障害の状況に合わせたお店を検索したり、
 気兼ねなく問い合わせすることができます。

※店舗情報には「メニューに絵や写真があるか」「車いすが通れる通路か」「他のお客さんの視線や声を遮れる席があるか」など、障害のある方に役にに立つと思われる項目を公開します。

④協力店は、可能な範囲で合理的な配慮を行い、
 伝達が難しい障害者は具体的配慮を希望する場合に
 「ヘルプカード」(仮称)を呈示することで、
 その意思を伝達することができます。

あおばエール協力店の社会的意義

青葉区内在住の障害者約1万人(区内人口の約3%)※が、気兼ねなく外出できるようになることで、社会参加を促すとともに、店舗としては、新たな客層へアプローチする機会ができ、青葉区の経済活動がより活発になります。(※平成31年度現在の障害者手帳発行数の概数より)

今後の展開について

①2022年度より、地域貢献活動メニューを協力店に配布し、コーディネートを行います。
・区内障害者支援事業所で単発もしくは、軽微でルーティンな作業等を請け負えるよう、店舗と各事業所間のコーディネートを行います。
・その他、店舗としてできる「ちょこっと地域貢献活動」の提案を行います。
②区内障害者支援事業所での生産物を使用した協力店との地産地消コラボレーションメニュー等、共同企画を協力店に提案していきます。

あおばエール協力店に関するお問い合わせは…

あおばエール協力店事務局(青葉区障がい者後見的支援室ほっぷ)
電話:045-532-3110  FAX:045-532-3240
E-mail:aobayell@gmail.com               まで

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