千羽鶴を送る文化をカナダ人に話したら「わからないと思う」と一蹴ww
ウクライナへ千羽鶴を送るらしい
ウクライナ(大使館)へ千羽鶴を送る。
このニュースを見た時に「炎上するな~」と、当時思っていました。
そして案の定ひろゆき、ダイゴさんあたりが取り上げて燃えておりますww
ただこの二人の意見が多数派でしょう。生きるか殺されるかという戦争中に千羽鶴は不要。平和ボケの良い象徴です。
千羽鶴の文化自体はダメではない
僕はそう考えています。なぜならサポートする側にできることが他にないとき、千羽鶴を送るのは良いのでは?
たとえば難病の治療。
医者ですら救えるかわからない。まさに神頼みというときに、周りの人の気持ちを千羽鶴として具現化するのは悪くない。
それを見て「ああ、自分は独りじゃない」と感じますよ。日本人の感性であれば、そこに気持ちを感じるでしょう。
しかし今回は戦争です。
確かに我々に戦争を止める力はないかもしれない。それでもお金・物資を送ったり、あるいはチャリティーグッズを買うとかね?わりとできることはある。
僕も寄付しました。
そして何より、食べれも戦えもしない千羽鶴を求めているかどうかです。
ウクライナは千羽鶴求めているか
千羽鶴は大使館に送られるわけですが、そもそもウクライナにこのような文化はあるのでしょうか。
ウクライナにも応援したい人へ千羽鶴を送る文化があれば、まだ理解されるかもしれない。けれど、それがないならただの文化の押し付け。
だから自己満足と言われてしまうのです。
カナダ人に千羽鶴を聞いてみた
カナダ育ちカナダ在住(日本語勉強中)の友人に千羽鶴を送ることについて、LINEで聞いてみました。
その反応がこちら。
この友人は日本語を学んでおり(N3~N2相当)、日本の文化も勉強していますが、そんな人でも「応援したいから千羽鶴を送る」という行為・文化は外国人にはわからないだろうという感想。
やはり、ウクライナの人も同じように思うのではないだろうか。
千羽鶴がウクライナとの関係強化の象徴になるか?
千羽鶴を送ることで日本とウクライナの関係が強いと、認識されれば多少はロシアへも圧力になるかもしれません(なるかな?)。
また、子供が作ったものなら世界へのメッセージとして「日本は子供でも出来ることを探してウクライナを応援している」と映るかもしれない。
しかし今回折るのは障害者就労移行支援施設「レイズアップ」の利用者とあるので、おそらく成人。
まあ、ハンデを抱えながらもできることをやろうという気概は感じるのですが、もっと選択肢があったんじゃないかしら。当初のドイツですらヘルメットを送ったと、現地の人には言われるかもしれない。
ウクライナへ千羽鶴、本当の目的は?
正直、施設の売名じゃないかなと思った。
売名と言うと「もちろん売名だよ。売名に決まってるじゃないか」と、被災地などで炊き出しをしてきた大物俳優の名言が浮かぶが、今回は売名と言われても仕方がない気がする。
だって子供ならまだしも大人でしょう。
そして障害者就労移行支援施設ならそれこそ工場かどこかでヘルメットでも作るなり、食料でもいいし、何かもっと実践的なものを就労して製作して送った方が、就労移行支援施設としても適切じゃないかしら。
手軽にできて話題性もあるからと千羽鶴を選んだのではないか。
とまあ穿った見方をすると売名だと感じました。
hitono kane de 焼肉 ga kuitai