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漫画『ルックバック』感想|話題通りの名作|最高の短編漫画

漫画ルックバック

2021年、界隈ではそりゃもう話題でした。

作者の藤本タツキ先生が『チェーンソーマン』というジャンプの人気作を書いていまして、正直オタクは鬼滅よりも評価している漫画・作者だと思う。

そんなルックバック、僕は基本話題になっているものを避ける天邪鬼(ひねくれもの)。でしたが「そんなに話題なら読もう。1巻だし」ということで手を出してしまった。

いや~。ルックバック、最高の漫画だったね(てのひらかえし)。

漫画『ルックバック』感想

この漫画何が面白いのかと、何がそんなに話題になるのかと。

結論「たった1巻で描いたとは思えない濃厚なストーリー」ですね。

そう、物語が面白い。漫画の1巻で映画1本分くらいの完成度を感じました。

ルックバックのネタバレは言いませんけど「よくこんなの描けるな」「作者天才すぎる」って、思っちゃうくらいにはすごい。

僕は藤本タツキ先生の漫画はじめて読みましたが、こんな天才がいたのかと驚いた。

久々に漫画家って怪物だなと感じたw

ルックバックは構成力がすごい

ルックバックはいわゆる伏線とか、タイトルの意味とか、読んだ後に色々考えさせられるんですよね。

で、2週3週できる漫画。

たった1巻で完結するのに、伏線とか仕掛けとか構成がすごい。だけど1巻だから読み返すのも難しくない。

とまあ短編漫画の弱みすら強みに変えて、さらに短編漫画の良さを活かしていくんですよね。

なんだろうね、もう、すごさを表せる語彙がないww

ルックバックは読むべき?

愚問ですね。これはもう漫画好きなら全員読め(義務)。そのレベル。

なんといってもたっっった1巻ですよ?ワンコインでこのクオリティ、この感動、味わえる作品あるのかなって。

ふだん漫画見ない人でも、「なんかおもしろい漫画ない?」って聞かれたら「ルックバック」って、即答しても良いw

まとめ:ルックバックは最高の短編漫画

僕は短くて面白い漫画を「コスパの良い漫画」と言ってます。そういう意味ではこのルックバックは最高にコスパが良い。

そんなケチな僕が今でも覚えている短編漫画(1巻完結)は2つ。

『人間でした』と『雪の下のクオリア』。ただね、ルックバックはそれを抑えて、歴代1位ですね。

最高です。


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