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不動産の「私たちの未来」への可能性

友人の物件探しのレポートをしました。
不動産業界っていやーね、と思いましたか?
私も思いました(笑)
しかし、不動産には私たちの未来への大きな可能性がある、
という話を書きたいと思います。

前回の記事はこちら

生き馬の目を抜くような(古い例え 笑)この世界。

不動産業界の常識は世間の非常識。
でも、その土俵でしか、お客さんは「売ったり買ったり」できません。


「どう売るか」しか考えない


今回私は、友人の「仲介会社」として
建築のアドバイザーとして
そして友人として
一緒に物件を見ました。

不動産会社の営業マンを「お客さん」の立場で見て感じたこと。

この人たち、「物件をどう売るか」しか考えていないよね。

私が「家と暮らし」相談アドバイザーをしていたときにも感じていました。
(そうでない営業マンもたくさんいます。)

営業マンは、たとえばお客さんの名前は憶えていなくて、
「物件名」で覚えていたりします。
「アクシス青葉台の方ね」みたいな感じ。
人を見ていない。

また今回、友人が案内をしてもらった際に、営業マンに
「記名(顧客リストに記入)してください」と言われ、
まぁ記名すると営業が掛かるので、躊躇すると
「いや、これはもらわないと」と圧を掛けられたり。

こういう時も、
記名すると「お客さんにこんなメリットがありますよ。
というのが世のサービスの常識だと思うんですけど。

あと、こんなこともありました。
売主の業者から私に、「お客さんの反応はどうか」と連絡が入り、
その物件は間取りが「イマイチ」だったので、そう伝えました。
すると「それをうまく言うのが営業だろう」と。

これ、「カスタマーファースト」の時代に、
ずいぶん時代錯誤ですよね。


お前は不動産屋になるのか?


私が「宅建士」の資格を取ったのは4~5年前と、比較的最近です。
以前の会社では不動産の開発の部署だったため、
(土地を仕入れ建物を建てる一連の流れを開発と言います)
資格所得は必須でした。

若い頃勤めていた設計事務所の所長に、宅建の勉強をしていると話したら、
「お前は不動産屋になるのか」
と資格取得に猛反対でした。

建築と不動産の業界には、大きな溝があります。
建築業界は技術者集団、不動産業界は営業マン集団と、
人のタイプも大きく異なります

また、不動産は大きなお金が動きますよね。
以前は今よりもっと、不動産業界はイメージの悪いものでした。
所長の反応は、極端なものではなかったのです。


不動産+建築=ひとの暮らし


私の不動産へのイメージが変わったのは、
「コーポラティブハウスのコーディネイト会社」に入社したときでした。

・不動産
・建築の設計
・(出来た後の)運営

この3つが上手くかみ合うことで、良い建物が生まれる。

例えば土地があり、
住宅にするのか、ホテルにするのか、レストランにするのか。
土地の値段、どのような規模になるのかによる建築費、
営業が始まってから採算が取れるのか
「魅力的」な建物でなければ、お店はつぶれてしまいます。

不動産の資産面(=お金)ばかりが取り沙汰されますが、
立地や環境という特性と、
建築のデザインや使いやすさ
結果としての、人がどう活動し、過ごすのか

それは、「家を買って住む」という場合も同じです。

どんなに立派な物件でも、生活しづらかったり、
ローンで生活を圧迫してしまったり。。
そのあとの「生活」がステキなものにならなければ、
意味がないのです。

さらには、家や不動産の「仕組み」からスタートして、
実現できるものもあります。

私の住んでいるコーポラティブハウス

北欧のコレクティブハウス

人の暮らしが「コミュニティ」と紐づいています


これって怖いだろうな


イヤな業界だから、その業界を離れる?
いえいえ、そんな業界だから、やれることはたくさんあるのです。

大事な「家選び」が
「人を見ていない営業マン」ばかりだったら。。

今までは「一家の大黒柱(表現古い 笑)」が買っていたから、
良かったのかもしれませんが、
今回のように、女性が一人でマンションを買う場合は?

「商習慣」の馴染みのなさ
売る事しか考えていない営業マン
その中でン千万の物件を買う。。

めちゃくちゃ怖いだろうな、と思いました。
身ぐるみはがされそうな恐怖ですよね(笑)

そして、大黒柱は減っています。
女性一人や高齢者が家を買うケースは増えますよね。

そんな人たちの力になりたい!

建築や不動産には、人の暮らしへの大きな可能性があります。
私のやっていることは、本当に本当に小さなこと。
でも、頑張りたい!
使命感を新たにした、友人の物件探しでした。

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