あおさとる

物書き。 主にホラー。 https://aosatoru.booth.pm 同人誌はこちら。
    • 【ホラー小説】 ぐひんの山 【土着・伝奇】

      「かんすさびを上手にできる子」「できない子」 主人公・陽菜は上手にできたおかげで蔵から出ることができた。 平良須山の首つり鉄塔。限界集落に密かに伝わる話。平良須山には人を喰うぐひん様がいらっしゃる。 首つり鉄塔を建てる前にあった祠には何が祀られていた? 蔵の木箱はなんのため? 祠跡に埋まっていた甕の中の犬の頭蓋骨と猿の骨。それを掘り当てたとき、妹の弥生が神隠しに遭う。 生死も分からないまま、2年が経ち、陽菜を含む幼馴染み達はそれぞれ成功を収めていたが、次々と急死・変死・事故死してしまう。 一体陽菜たちに何が起こっているのか。陽菜は突き動かされるように、自分の一族の秘密、平良須山の謎を解明しようとするが——。

    • 【ホラー小説】 忌み地 【心霊】

      ※ 竹書房最恐小説大賞最終候補作品 死んだ義母の家に住むことになった主人公・結花子《ゆかこ》。 その家には不気味な人形たちがいた。 家中にカビが生え、誰もいないはずの廊下から子供の足音が聞こえてくる。 それは最初は気のせいだと思われていたが、悪意を持って結花子に襲いかかってきた。 結花子は友人の知り合い・霊感が強い壱央《いちお》に助けを求めることになる。 井野家の当主の最初の子供は必ず死ぬ……妊娠中の結花子はそのことを知って戦慄する。

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【ホラー小説】 ぐひんの山 あらすじ  【土着・伝奇】

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【ホラー小説】 ぐひんの山 終章 4話 【完結】 【土着・伝奇】

 陽菜は得体の知れない化け物を前にして、かんすさびをするべきか、いや、かんすさびが出来るのか、めまぐるしく考える。それとも逃げ切れるのか。  めちゃくちゃに両手…

【ホラー小説】 ぐひんの山 終章 3話 【土着・伝奇】

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【ホラー小説】 ぐひんの山 終章 2話

 手元にある装置は甕だけ。それも重要な中身がなくなり、封印も解かれてしまっている。白さんの見立てでは装置は壊れている。元に戻すには、桐野家の先祖のマタギと同じ事…

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【ホラー小説】 ぐひんの山 終章 1話

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【ホラー小説】 ぐひんの山 第11章 弥生 6話 【土着・伝奇】

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