留学してましたは通用しない?現役外資OLが伝える、本当に英語力を武器にする3つの方法

短期留学を含め、海外留学やワーキングホリデー経験者も多いですよね。

就職や転職には英語スキルがあると強みになります。

日系企業でも英語を使う機会が多く、採用条件になっているところもたくさんあります。

しかし、単純に留学していました、では実はそこまで意味がないのです。

企業側が採用条件に英語を入れているのであれば、なおさら考える必要があります。

今日は実際に高校留学を経験した私が、英語で仕事をするために必要なことを伝えたいと思います。

これから留学を検討している方や、海外で仕事をしたいと思っている方は読んでもらえると嬉しいです。

◇留学はただの過程 -英語力を評価してもらいたいなら資格は必須

留学やワーキングホリデーは英語力はもちろん、海外の考え方や習慣を学べる素晴らしい機会です。

日本で就職する際にはその経験は貴重な財産となり、自己アピールにも役立つでしょう。

しかし、ただ「留学していた」だけで英語力をアピールしてはいけません。

最近では企業も留学するだけ、ワーキングホリデーに行くだけで英語力を身に着けてこない人間を理解しています。

遊びに行っただけというのでは、会社側からするとなんのメリットにもならないですよね。

英語ができるということをアピールしたいのであれば、留学に資格を組み合わせるのが最強です。

海外での生活を裏付ける資格という武器を手に入れることにより、生きた英語力のある人材だと認識してもらえます。

英語を使ってバリバリ働いていきたい、という方はぜひTOEICに力を入れてみてくださいね。

◇英語力があるから海外で働けるは甘い!海外で働きたいならその国のニーズを考える

海外で働きたいから英語を勉強します、という人がいますが、これは間違い。

例えば英語圏の国で働きたいとします。あなたが英語を覚えたところで、ただ現地の普通の人と並んだだけですよね。

それどころか、ネイティブでないあなたは不自然な英語が話せるただの外国人。外国人を雇うのには企業側も面倒な手続きがいるので、現地人を雇ったほうが楽です。

昔は日本語と英語の両方が話せると重宝する状況だったから、英語が話せるだけで仕事になりました。しかし今は英語と日本語の両方が話せて重宝する海外の仕事は、日本人相手の接客がメインです。

もちろんそれも1つのキャリアですが、おそらく「海外で仕事をしたい」と思っている人が想像しているのとは違うと思います。

海外で働きたいのであれば、仕事で最低限使える英語力と他の圧倒的なスキルまたはニーズに合ったスキルが必要です。外国の企業がわざわざ英語の得意でないあなたを採用したいと思う理由がなければ、雇用してはもらえません。

その国で何のニーズがあるのか、自分が圧倒的に現地人より優れたスキルは何なのかを考え、自分の武器にするのが大事だと思います。

◇資格はばっちし!国内で留学経験者同等に見られたいなら国内でできる海外経験を

海外経験がなくてももちろん英語を使って仕事をすることはできます。資格を取っていればその能力は認められますしね。

ただ、英語を“使って”仕事がしないのであれば、英会話力が大事になってきます。国内で武器にできる英語力が欲しいのであれば、国内で外国人と関わりましょう。

もちろん、バーで話しました、というのは武器にはなりませんが、例えば観光ボランティアや日本語を教えるボランティアなどをしてみてください。

実際に外国人と会話をするという面で留学の一部を経験することができます。長く、多く経験を積めば自己アピールの1つにできますよ。

ぜひ、実践してみてくださいね。



今は大学や高校のプログラムで短期留学があるほど、海外が近くなりました。それだけに海外に行った意味や内容を問われることも多くなっています。

留学する際には帰国後に人に話せることをしたかどうか、ワーホリから帰ってきて英語力を身に着けた証明があるかどうかそこを意識して過ごすだけでも海外生活が有意義になると思います。

これから海外で働きたい、英語力を武器にしたいという方は参考にしてみてくださいね。