このまま取り立てて面白くもないが平凡でのんびりとした人生なのだろうか。 同じ時間に起きて同じ場所に行って同じ人に囲まれて同じ仕事をして、 それなりのお給料をもらって友達も恋人も同僚にも上司にも恵まれて。 きっとそれは世間的に見たら幸福と呼ばれるのだろうけども。 幸福なはずなのに、毎日毎日朝が来る度に死にたくなるのは何故なんだろうか。 「大人になるのは何かを諦めることだ」って誰かが言ってたけど、 何かを諦めるたびに「わたし」が死んでいく。 だってそんなの、魂の自殺じゃないか。
性別を限定される事に違和感がある。 男性女性、両方の自分がいて常に流動的な感覚。 どちらでもありたいけどどちらでもありたくない。 男性の格好の日と女性の格好の日、両方欲しいみたいな。 「身体も心も100%女性です！」とは言い切れない。あくまで身体的な特徴で差別化するのなら女性だし、性別欄の女に丸を付けることにそこまで抵抗もない。 自分でもまあ女性だろうなとは思ってはいる。そうやって育てられたし。 けど、「女性」というカテゴリーに入れられてしまうのがモヤッとする。 水商売して
深夜、用もないのに外に出るのが習慣になってしまった。食べたくもないものを豚みたいに口に詰めることがやめられない。かと言ってまともに吐くこともできないのでどんどん太っていく。病的に痩せていないので太っているのはただの怠慢だと思われる。 お風呂に入るのが辛い。夜ふかふかの暖かいベッドで眠るだけの価値が私にはない。
