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アコーディオン安西はぢめ(プロフィール)

「アコーディオンの音色は人を幸せにする」安西はぢめです。ここに私の簡単なプロフィールと、多岐に亘るお仕事内容をいくつかに分けてお届けします。ここに書いてないエピソードの数々や、アコーディオン人生に辿り着くまでの様々な「寄り道」はこれから別の記事に綴りますのでお楽しみに。プロフィールの内容は適宜アップデートして参ります(2020年7月現在)

 安西はぢめプロフィール

日本では数少ないボタン式アコーディオン奏者。アメリカに留学していた高校生時代、友人の誕生会が開かれたイタリアンレストランで各テーブルに回って来たアコーディオンの生演奏に「こんなに楽しくて優しい音楽があるのか!」と感動し、後に日本に於けるボタン式アコーディオンのパイオニア・故金子万久氏に師事、学生時代からプロ活動を開始し今に至る。神田外語大学中国語学科卒。使用言語・日本語、英語、中国語(普通話、廣東話)ほか。神奈川県横浜市出身。

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演奏内容

専門とするのはパリ下町のダンス音楽「ミュゼット 」や「シャンソン」そして、オーストリアやスロヴェニアのアルペン音楽。アコーディオン奏者の常としてカンツォーネやタンゴ、ディズニーやジブリその他スタンダードも多くカバーする。またそれらヨーロッパ方面の音楽だけでなく、懐メロ・童謡・唱歌などのレパートリーも幅広い。また、チンドン屋の楽士としても仕事を取っていた時期がある。東京の老舗名門「喜楽家」の扇太郎親方が富山チンドンコンクールデビューのために付けてくれた名前は「喜楽家 㐂太郎(きらくや きたろう)」。

足かけ10年ほどリーダー兼伴奏を勤めた横須賀市西コミュニティセンター主催の「歌声喫茶」は施設で一番人気の定期イベントになり、東京都千代田区長寿会連合の各地域の月例集会における歌声喫茶も長年引き受け好評を得た。楽曲の裏話や当時の世情・季節の話題などを織り交ぜた軽妙な曲紹介の司会進行から、間髪入れずにイントロへ繋ぎ参加者を飽きさせず引き込む流れは、譜面に頼らず自由自在に曲出しできるところによるオンリーワンの「はぢめ節」である。

アコーディオン師弟関係

当初はピアノ式アコーディオンからスタートし、御茶ノ水 谷口楽器のアコーディオン教室に通い浙江省寧波出身の虞錫安氏から手ほどきを受けた。後にボタン式に転向し最初に師事した金子万久氏の没後は、パリで定期的にアコーディオン奏者、教育者であるDanielle Pauly女史のレッスンを受講したり、スロヴェニアや南ドイツ、オーストリアにも出掛け、現地ミュージシャンと交流しスキルアップに努めている。

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レッスン後にパリの先生のお店で撮影(2016年2月)

スロヴェニア音楽のエキスパート

2019年6月にはスロヴェニアのアコーディオンメーカー主催のPokal Rutarというフェスティバルに日本人として初ゲスト参加し大喝采を浴びる。以来「非公式」スロヴェニア親善大使として、緑豊かな美しい国スロヴェニアの文化・音楽を紹介する活動をしている。在日本スロヴェニア共和国大使館とのご縁も深く、旧ユーゴスラビアからの独立を宣言した6月25日の「国家の日(Dan državnosti)という記念日の祝典レセプションにて国歌演奏や演奏、スロヴェニア語の詩の朗読などのアトラクションを担当、2月8日のスロヴェニア「文化の日」イベントでも演奏を行うなど、いわば大使館の「お墨付」。イベントの時には安西が民族衣装を着て、アコーディオンを弾くことが定番となっている。このように、中央ヨーロッパ方面のレパートリーにも強い稀有なアコーディオン奏者として、そのフィーリングと幅広いレパートリーは各方面から「ヨーロッパの風を感じる」と太鼓判を押されている。スロヴェニアのメディアに度々紹介され、特にスロヴェニアでの知名度は高く、民族音楽のポータルサイト「ナロードニャック」にアーティスト紹介の常設ページがある唯一のアジア人である。

民族音楽ポータルサイト「ナロードニャック」(スロヴェニア語)

https://www.narodnjak.si

主な活動場所

官公庁イベントや、五つ星ホテル、都内レストラン、各種イベント、ブライダル、演劇、レコーディング、大手テーマパークのイベントレギュラー出演(2005年夏〜2017春・足かけ13年)など多方面で活動。元東京都公認大道芸「ヘブンアーティスト」ライセンス保持者(2004~2012年)2020年7月現在CDを2枚リリースしている。

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2017年ヨコハマ大道芸にて(アルペン音楽デュオ・ミッヒとハンジー名義で参加)

谷口楽器さんホームページからCDお求め頂けます

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初のCD。オリジナル4曲入りのミニアルバムです。ワルツ3曲と東日本大震災の受難者鎮魂のために書いた「明日へ」を収録。

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25周年記念に多くの方々のご支援を得てクラウドファンディングで製作された12曲入りの記念アルバム。ミュゼット 、シャンソン、ラテンナンバーやスタンダード、ディズニーなどを盛り込んだ(手前味噌ながら)大変ご好評を頂いているアコーディオンBGMの決定盤です。

自主企画 

19世記末〜20世記半ばまで爆発的に流行したフランスのダンス音楽「ミュゼット」に特化した「ミュゼットパーティー」を通算33回開催(2019年2月5日にて定期開催を休止)した他に、ドイツ・オーストリアなとドイツ語圏の音楽限定のライブ「ドイツのつどい」や、チロル地方のアルペン音楽に特化した「ティロラーアーベント」を催すなど、ヨーロッパの特色あるアコーディオン音楽にスポットを当てたイベントを開催して来た。特に2019年6月のスロヴェニア渡航後に始めたスロヴェニア音楽とスロヴェニア料理の複合イベント「スロヴェニアンカフェ ゴレンスカ」は5回を数えたところで新型ウィルスの感染症予防の観点から休止となり、他に類を見ないイベントだったため、再開を望む声が高い。

ミュゼットパーティーの様子から

ティロラーアーベントの様子から

https://youtu.be/xAIZHGpny18

日本スロヴェニア  アコーディオン友好協会

また、日本では珍しい、アルプスの民族楽器「フライトナルツァ(スロヴェニア語・Frajtonarca)」(独語 シュタイリッシュハーモニカ/Steirische harmonika)の奏者でもある。この楽器の普及を目指し、まずはスロヴェニアの曲に親しみレパートリーに加えてもらおうと「日本スロヴェニア  アコーディオン友好協会」を2019年11月25日開催のポップアップイベント「スロヴェニアンカフェ ゴレンスカ」の席上で、2020年から発足と毎月の交流会開催を宣言したものの、新型ウィルスの影響で定期的な活動を見送らざるを得ない状況になっている。

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フライトナルツァの演奏例https://youtu.be/lBuy-Iufsq8

【出演歴など】

・スロヴェニア共和国大使館様各種催事にて国歌奏楽、ゲスト出演など

・2019年6月8・9日、Pokal Rutar(アコーディオンメーカー「ルータル」主催のフェスティバル)にてアジア人初のゲストとして演奏
・オーストリア大使館商務部様レセプションにてホール演奏
・東京ディズニーリゾート(ランド・シー 2005年夏〜2017年6月)
・インターコンチネンタルヨコハマグランド様(2018年土日レギュラー演奏)
・Brasserie Va-tout様(フランス料理・六本木。フェット・ドゥ・ラ・ムジーク会場演奏、周年イベントほか)
・Chez Andre du Sacre-Ceur(フランス料理・人形町 毎月第二水曜日のレギュラー演奏は2020年2月の連続69回を最後に新型感染症のため中断中)
・Passo a Passo様(イタリア料理・深川)
・両国割烹ちゃんこ吉葉様(2006年冬~2015夏毎週2回和装で懐メロ演奏。バルーンアーティストと共にレギュラー出演)
・湧永製薬株式会社様(社内セミナーや社有庭園での演奏、お得意様対象のイベント出演など)
・オスモエーデル株式会社様(ドイツの建材会社。社内オクトーバーフェストにて南ドイツ音楽、アルペン音楽演奏)
・千代田区高齢者福祉センター様(各種敬老行事での演奏)
・横須賀市様(足掛け10年に渡り西コミュニセンター似て「歌声喫茶」を年間3回開催。司会進行、演奏、伴奏、ゲストコーディネートなど)
・VIA KAOLVKO様(全国で行われる高級ジュエリーファッションショー出演)
・NHKラジオ第一「ちきゅうラジオ」ゲスト出演2回(パリのアコーディオン)

・2019年秋、よみうりランド様オクトーバーフェスト期間、週末生演奏

・ドイツ大使館様主催「ドイツフェスティバル」にて演奏(2017年秋)

その他、山の上ホテル様、ロイヤルパークホテル様、伊勢丹様、西武百貨店様、よみうりランド様、ルミネ新宿屋上ビアガーデン様、ラ・チッタ・デッラ川崎様、野毛大道芸フェスティバル(流し芸の部)ヨコハマ大道芸、三茶de大道など多数

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