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バスのアナウンスがずれていて

会社の帰り道
バスを降りたところで
先に降りたお子様連れの女性に声をかけられた。
「ここ階段の上の停留所ですが大丈夫ですか?」
へ?私のうちは「階段の下の停留所」の目の前。
「階段の上の停留所」は私の降りるべき停留所ではない。
正確に言うなら
私が降りるべき停留所の1つ前の停留所である。
私。ちゃんとアナウンス聴いてから降りたよ。
それはきおくにある。
たまにスマホで遊んでいて聞き落として締まったりすることもあるけれど
ちょっと前に間違えたバスに乗ったりしたこともあるから
できるだけ自分が降りる停留所のあたりは
アナウンスをきいている。
そして私はボタンが押されたのを見た。
窓の外はもう真っ暗なじかんで私には確認ができない暗さだった。
「アナウンスが1つずれていたんです」とその女性はいった・
えええ。降りる前に教えてくれ。
いや、女性としても自分がおりて、ふと、後ろをみたら白杖の女が降りてきたから
心配になって声をかけてくれたのだろう。
で、でも、こまった
バスはもういってしまった。
次のバスは当分来ない。
てことはね。
自力で階段をおりればいい。
この2つの停留所は急な階段を挟んでいて。底を車で大回りしていく形になっている
のよ。
だから
すっごい旧な階段をおりちまえば私は降りたかった停留所のあたりにいける。
でも、その階段にいくにはバスが通った大通りを渡って向かい側のバス停のあたりに
いかねばならない
近くには横断歩道もなく、
このバス通りを渡るのはかなり困難。
で、でも、それが一番早いわけで。
えーと。下に降りる急な怪談て

あのあたりですかね?
ときいてみる。
「結構距離ありますよ。一緒に行きましょうか」
と女性は腕を差し出してくださった。とってもありがたい。
その様子をみていたこの女性のお子様が
「まちがっちゃったの?」と聴いてくる
いや、私は、だまされただけだよう。とおもっていると
「うん、運転手さんがね、まちがっちゃったの。ぼうや。前あるいて、
あっちの横断歩道出てくるまで歩いて。」とお母さんが言ってくれた。
ぼうやは、なんだかぐずった声を出したまま前を歩いている
「はいはい、あとで抱っこしてあげるから」とお母さんはなだめている。
ぼうやはもう歩くのが面倒で、早くお母さんに抱っこしてほしくてぐずっているんだ
ね。
ずっと
「もう、いや。」的な声を出したまま前を歩いている
ご、ごめんよ。とつい謝ってしまう私
「いいんです、帰ったらこのこYouTubeみるだけしかやらないんだし。」とお
母さん
テレビじゃなくてYouTubeなところが原題だわ。と感心しつつついて行く
やはり目的の怪談までは距離があった。
「大丈夫ですか?一緒におりますか?」ずいぶん心配してもらったが
大丈夫、この怪談は難解も上り下りしている。旧だけど手すりもあるし
きちんと確認しておりれば大丈夫だろう。
この親子を底まで巻き込むわけにはいかないわぁ。
ありがとうございました。
深々と挨拶をしたら
「もう、まちがえないでね」
と坊やが言う。
いや、だから間違えたのは私じゃないってばと心でおもっていると
お母さんが
「間違えたのは運転手さんなんだってば」と
きちんと訂正してくれた、ありがたや。

この日、私は配信でその話をしたものの
文字にはしていなかった。
翌日、どうしようかなと思ったけれど
やはりバス会社に話すことにした
だって、アナウンスがずれている琴ってたまにある。
明るい時には私は気づくこともある
自分が乗ったときにすでにずれているなんてこともあった。
でも、大抵バスの中でそれを指摘する人はいないように思う。
でも、今回の私みたいに
外がわかってなくて頼れるのはアナウンスだけだとしたら
バスの乗り越しとか
間違えて降りるというか
だまされて降りるというのは見えないお友達には
かなり痛手なのだ。

少し前から私は駅のバスロータリーで降りるときも必ずどのあたりにバスが止まった
のか聴いてから降りている。
これは自分から言ってくれている運転手さんには 一人しかであってないということ
一度歩行訓練をうけたときに
聴いた方がいいということを言われたこと
などを踏まえて
毎回聴いている。
これ、地道にやっていれば
運転手さんも、白杖みたら
バスロータリーでは場所を言ってくれるように徳仁が増えるのでは内科という期待を
しているのだ。

だから
クレーマーといわれても
一応バスの営業所に電話をして
こんなことがあったのだと話した。
最初私が
大変なことがあったのでといいはじめると
「運行管理者に変わりますか?」と
電話にでた型はいったのだけれど。
えーとね。クレームに聞こえはするんだけれど
私の状況をあなたが聴いて
一応言うべき人に判断して伝え絵てほしいと、伝えた。

彼は私が乗ったバスの時間や系統を確認した
降りた場所も確認した
これって忘れ物とかしたときに言わされるやつ。
でもさ。
これ、アナウンスがずれたままの運転手さんは限定できたことになる。
それとともに
私が降りたかった停留所と
おりちまった停留所を聴いたことで
私も限定されないか?
そのあたりでおりる白杖もった女ってことで
あてがついちまうよね。
そんなんで
「よくもいいつけたな」と
まちがえた運転手さんに逆恨みをうけるなんてことはないだろうか
と心配し始めるわたし。
しまったなぁ。
あのお母さんのふりして
「こんな大変な目に遭っている人を見かけたので
たすけたのよ」みたいな演技をするべきだったろうか。
なんてことをおもったりする。
その方が人は限定しづらいじゃん。
さて、そのクレームをしてからまだそんなに日がたっていないが
ここ数日バスに乗って気づいていること
停留所につくと
運転手さんが停留所の名前を副賞しているのを数回見かけている。
これは
私の電話の効果ではなかろうかと
勝手に思って
いい気になっているところだ。
あとは寝過ごししないようきをつけよう。






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