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営業事務の作業時間が1/3に!最大の導入効果は「社内へのカイゼン意識の浸透」

Anyflow | 業務自動化iPaaS

オンラインプログラミングスクール「TechAcademy」や法人向けIT研修事業を運営するキラメックス株式会社(以下、キラメックス社)。過去3年で「TechAcademy」の受講者数は約6.5倍に成長し、法人向けIT研修事業でもさくらインターネットやコロプラなど600社以上の実績を誇るなど、Edtech企業のトップランナーとして認識されています。

2016年2月のユナイテッドグループ入り以降、急速な成長を遂げる同社では、主に営業メンバーの行動及び商談に関するマネジメントの漏れや、申込書や請求書の作成・発行といった営業事務作業の負担増加に課題を抱えていました。

そんな中、同社はSaaS連携による営業活動の効率化を目的にAnyflowを導入しました。Anyflowの導入は、法人向けIT研修事業の営業組織において、以下のようなメリットをもたらしました。

- Anyflowの導入により、導入前と比較し、作業時間が約1/3まで圧縮
- SaaS間の連携強化により、事業に紐づくデータの可視化が進み、確認工数が減少
- 業務効率の改善への意識が社内全体に浸透し、別部門・別業務にも波及

キラメックス社の急速な成長によって生じた課題の解決に対し、Anyflowがどのような役割を果たしたのかについて、同社の経営企画を担当する慶野紘平氏に話を伺いました。

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キラメックス株式会社 経営企画 慶野 紘平氏
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2014年ユナイテッド(株)に新卒入社し広告代理事業部に配属。
新規/既存顧客の法人営業及び広告運用に従事。
2016年9月(株)アラン・プロダクツ(旧ゴロー)がユナイテッドグループ入りしたタイミングでジョイン。ヘアラボ事業部事業責任者を経て、2019年6月よりキラメックス株式会社にジョイン。現在は経営企画室にて、新規事業開発や経営課題の解決に取り組む。

営業活動に関連する行動管理・作業負担に課題を抱えていた

キラメックス社では、日々増え続ける商談の管理に課題を抱えていました。事業の成長と共に商談数はもちろん組織自体も拡大、更にはコロナ下でのリモートワークによる影響もあり、商談の確度や金額の変更把握がタイムリーにできていない状況でした。

営業マネージャーは、Salesforce上のレポートやスプレッドシートでの分析に加えて、個別にメンバーへ確認するなど、現状把握にかなりの時間を取られており、変化に気づいたときには既に対応が間に合わないということもしばしば発生していました。

❝導入前は会議時にヨミの前週比からの変化や目標からのズレの要因について、理由や原因を把握できていないことがあり、まずは下がった要因について担当メンバーに確認するといったことがよく発生していました。❞
慶野 紘平氏┃キラメックス株式会社

Slack・Salesforce連携でデータの可視化・透明性が大幅に改善

上記課題の解決を図るためにキラメックス社ではAnyflowを導入しました。ノーコードでSaaS間を連携できるAnyflowを活用することで、SlackとSalesforceの連携を中心に現在12個のワークフローを稼働させています。

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これらのワークフローは慶野氏を中心に営業チーム主導で短期間の間に作成・構築され、適切なアラート、レポート、インサイトを適切なタイミングで適切な担当者にSlack上で自動で共有されるようになりました。

❝Anyflowで実装したワークフローで、Salesforce上の商談フェーズやヨミの変化が適切なタイミングで通知されるので、全員共通意識を持った上で、議論やミーティングに望めるようになったことが大きなメリットでした。❞
慶野 紘平氏┃キラメックス株式会社

リモートワーク下でのメンバー間のコミュニケーションも活発化

これまではSalesforce上で閉じていたデータが、コミュニケーションのハブとなっているSlack上に通知されることで、当初想定していた以外の効果も出てきています。

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営業マネージャーを中心とした営業チームの負担軽減はもちろんのこと、Slack上に情報が流れることで、メンバー間での議論やコミュニケーションも活発になりました。

具体的には、商談案件へのネクストアクションやヨミの付け方について、メンバー同士でのやりとりがSlack内で自然と行われるようになったといいます。

❝従来はメールにSalesforce上の案件の通知などが色々来ていましたが、それらの情報がSlackというオープンな所で流れることで、議論が自然と活発になりました。この案件誰が対応するんだっけとか、そうした動きは
明らかにメールの時よりも増えました。❞
慶野 紘平氏┃キラメックス株式会社

最大の導入効果はチーム内への業務改善・効率化視点の浸透

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上記で挙げた工数や負担の軽減、コミュニケーションの活発化に加えて、最も導入効果として大きかったと慶野氏が語るのが、Anyflowによる自動化・効率化を目の当たりにしたメンバーが、他の業務においても改善の視点をもつようになったことです。

直接Anyflowを触っていないチームやメンバーからも、自発的に業務改善案が挙がってきたり、Anyflowを使って自動化できないかという問い合わせも目に見えて増えており、それが何よりも大きいと言います。

❝直接Anyflowを使ってないメンバーに関しても、これAnyflowで効率化しようとか、ここAnyflowで改善できるんじゃないか、みたいな会話が自分が感じてるところでもあったので、それがすごいよかったですね。❞
慶野 紘平氏┃キラメックス株式会社

Anyflowの導入効果

Anyflowの導入は、キラメックス社の営業活動に大きな影響をもたらしました。
営業マネージャーの負担を軽減し、Salesforce上のデータを見える化することで、チーム全体が共通認識をもてるようになるなど様々な効果が出ています。

作業時間が導入前の1/3まで軽減
毎月の請求書や申込書の作成に加えて、営業マネジメントに関する作業工数が自動化・効率化によって、大きく軽減。

データの可視化・透明性の向上
SlackとSalesforceの連携ワークフローの実装によって、必要な情報が適切なタイミングで適切なメンバーに共有されるように。

コミュニケーションの活発化
Slack上にこれまでSalesforceで閉じていた情報が流れることで、メンバー間でのやりとりが増え、メンバー間でのコラボレーションが加速。

業務改善・効率化への意識向上
営業チームでのAnyflowによる業務効率化を見た他チームのメンバーにも業務改善の視点が芽生え、全社的に業務改善・効率化への意識が向上


慶野氏は今後もAnyflowを活用し、業務効率化及び自動化を推進していく予定だと言います。全社的に業務改善への意識が高まっている機運を活かし、これからは営業チーム以外でもAnyflowを積極的に活用していく予定です。

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