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カフェ運営のニューノーマルについて考察するVol.1

2020年GW明け。コロナの緊急事態宣言が延長されたが全国のコーヒー屋さんも少しづつ活動を開始しているかと思います。
みなさんお元気してますか?心も体も元気してますか?

コーヒーはひと時の安らぎを提供してくれますが、あなたは十分にコーヒーから安らぎや元気を受け取っていますか?

もし不十分だったら。もしかしたらそこには人から感じるであろう「温もり」が足りてないのかもしれませんね。

コロナ禍では極端に人と直接的に接する機会が減りました。
そして今後も今より極端にないにしろ続いていくのかもしれません。

これまでbeforeコロナ時代にカフェが担っていた役割とは

そこには、「空間」としての役割が大きかったかと思います。そしてそこには「人」がいました。お客さんはカフェという「空間」で「人」がつくるコーヒーを楽しんでいました。
今お家で「温もり」が足りてないと感じるあなたはこの部分をたくさん楽しんでいた方ではないでしょうか?

その時その場所でカフェはたくさんの事を些細な事から大きな事まであなたへ届けていたのかと思います。そう、カフェが担っていた役割の多くは”その時”、”その場所”であなたへ「温もり」を届けていたのが大きい。

手紙やメッセージ。特典やプレゼント。

コーヒー屋さんも気づいています。だからなんとかコーヒーに「温もり」を詰め込んであなたに送り届けようと頑張っています。
ロースターさんはコーヒー豆をオンライン販売でもあなたに届けることができます。そこに本当だったら「会話」や「雰囲気」で伝えられるはずだった「温もり」を手紙やプレゼントで届けています。

これからのカフェでは難しくなること?

一年後にワクチンが、もしかしたらそれより早くモデルナさんのmRNAワクチンとかができるかも。でも今までのようサービスや接客、空間提供の仕方は難しくなるかもしれません。
例えば
・イベント
・密なテーブルセットでゆっくりしてもらう
・団体でのワークショップ
・近い距離での接客
・長時間のおしゃべり

今まで当たり前に”付加価値”として提供されていたものがこれから当たり前のように高い価値がつくとは限りません。

付加価値のパラダイムシフト。Nowを演出→Futureを創造

ちょっと大げさかもしれませんがカフェのあり方にもパラダイムシフトがおきていると思います。今まで当たり前だった価値が変革していきます。
これからのカフェ運営をしていく中で大切にしなきゃいけない事。新しい付加価値の創造。お客さんはカフェに何を求めてやってくるのか。

私が思うこれまでのカフェの提供物を時間軸と一緒に考えてみると。
コーヒー、カフェラテ、ケーキ、空間、お喋りの時間、グッズ、食事など。今まではお客さんに「Now」を提供して「Now」を買ってもらっていました。「Now」が非常に大きな割合を占めていたと思います。

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