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2018年5月16日 ACL決勝トーナメント 鹿島アントラーズvs上海上港 まとわりつくような暑さの中の戦い

 今回は2018年に行われたACL決勝トーナメント一回戦 鹿島アントラーズvs上海上港を現地に観戦しに行ったことについて執筆していきたいと思います。

 上海へは様々な航空会社が就航しています。今回は吉祥航空を選択いたしました。フライトは約4時間。特に大きな問題もなく無事上海は浦東空港へ到着いたしました。上海上港のホームスタジアムである上海体育場へは浦東空港から約1時間程度でしたが、もう一つの虹橋空港からの方がアクセスが良いと思います。しかし日本から虹橋空港へ飛ばしている本数は少ないため浦東空港から向かう形でも問題はないかと思います。

 浦東空港といえばズバリ 磁浮/Maglev /リニアモーターカーが有名です。市内まで約10分程度で移動することができます。地下鉄を使うと1時間程度なので是非利用するべきだと思います。値段は600円程度です。日本では未だ乗車することができないリニアモーターカーに乗ることができるので良い経験になるかもしれません。私が乗車した際には最高速度の430キロで移動し市内まで運んでもらえました。時間により最高速度が決まっているようで私の友人が乗車した際には300キロだったそうです。それでも十分早いと思いますけどね😁

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 私が行った時は5月でしたが日本とは比べられないほど暑かった記憶が今でも鮮明に残っています。半袖半ズボンでなければ過ごせなっかたと思います。市内の方も半袖半ズボンで生活されている方がほとんどだったように思います。サンダルなどを一緒に持っていけば移動の際に楽だったのだろうなと帰国してから思いました。

 市内を回っているとちょうどお昼ごはん時だったので中国らしい店に行って見たと思い、中華レストラン?ファストフード店のようなところで食事をしました。そこで小籠包を食べたのですが、これが美味しい。外はもっちとした食感でゴマやネギがトッピングされていて、中はジューシーで熱々なスープが口の中に飛び込んできました。ソースなどは付けずにいただきましたが、しっかり味が付いておりペロッと完食してしまいました。小籠包の中は熱々だったので猫舌ではない私がやけどをしてしまいました。それでもまた上海を訪れた際はいただきたいと思う一品でした。写真を添付しておきます。

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 そんなことをしていると今回の遠征の目的である試合観戦の時間になってきました。試合の2〜3週間ほど前に鹿島アントラーズの公式サイトから購入し、現地で本人確認ができるものをスタッフの方に提示してチケットを入手いたしました。ちなみに値段は180元で日本円にすると2700円くらいでしょうか。いざスタジアムへ入場してみると陸上トラック付きのスタジアムで傾斜があまりないスタンドでした。スタジアムへ来ていた日本人サポーターは2月の水原戦よりは多いものの100人はいなかったように思います。平日開催のACLなので仕方ないとは思いますが、このスタジアムのアウェー席を満席にしたあのクラブは本当にすごいと改めて実感させられます。

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  試合は土居聖真選手の貴重なアウェーゴールもあり2戦合計4−3で準々決勝進出を決めました。今まで超えることの出来なかったベスト16の壁をついに上海の地にて超えることができました。韓国のチームに敗れ、オーストラリアのチームに敗れ、悔しい思いしかなかったACLでやっと歓喜の声を上げられたことは今後のアントラーズにとっても非常に重要であり、価値のある突破だと思います。試合後に大岩監督がゴール裏に来て「まだまだあるよ」「今日はありがとうございます」と言ってくださいました。大岩監督が選手時代に水原三星からヘディングで先制点を挙げたシーンをスタジアムで観戦した私からすると「この人と一緒にアジアを取りたい」という気持ちが一層強くなりました。

 試合後はスタジアム近辺にあるコンビニとおじさんが営んでいる小さなお店で水と軽食を購入しようと思っていると、想定していないことが起こりました。英語が通じないのです。センテンスで伝えようとしても厳しいと思ったのでwater please と簡単な英語で言うと、全く反応がありません💦上海とはいえ中国で英語は必ずしも伝わるとは限らないようです。自分でショーケースを指差しなんとか水を購入し、コンビニでパンを購入いたしました。

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 これは余談になってしまいますが中国ではキャッシュレス、特にQRコード決済が浸透しております。Alipay、WeChat Payを利用できるようにしておけば問題はないかと思いますが、観光で行く人は少々違うようです。この2つに関しましては、現地の口座登録が必要なので利用するのは困難かと思います。そのため事前に中国人民元を用意して中国に行かれることをお勧めします。またクレジットカードに関しましては基本的に利用できません。中国には銀聯カードがあるかと思いますが、友人と北京で利用しようとしてもそもそもクレジットカードを読み込む機械すら用意されていないところが多い印象を持ちました。中国でクレジットカードが利用できる場所はATMとホテルだと思います。ホテルの決済時にクレジットカードが利用できなかったことは今まで一度もないので心配する必要はないかと思います。多くの現金を持ち歩きたくない方は、日本にいる時点でクレジットカードで決済し予約できるホテルに宿泊するのも良いかもしれません。各国の経済事情はとても興味深いので機会がありましたら別途執筆していきます。

 話が逸れてしまいましたが、私の2戦目のACL遠征は突破という形で締めくくることができました。やはり海外の地でアントラーズの試合を見ることができるのは幸せであり、私にとって貴重な経験となりました。ACLで勝ち上がることがなければ韓国や中国に来ることはそうなかったかもしれません。多くの場所に連れていってくるチームには感謝しかありません。この貴重な体験をより多くの人に知ってもらいたいと思い執筆しております。挑戦することに悩んでいる方がいらっしゃいましたら、ぜひ一歩を踏み出してみることをお勧めします。本気で挑戦したことには必ず何かが付いてくると信じています。

最後まで読んでくださりありがとうございました。今後も私が経験したことを執筆していきたいと思います。


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