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私のアンティーク生活、はじめの一歩

はじめて手に入れるアンティーク。
人によって様々ですが、アクセサリー、食器、ポストカード、など、スタンダードなところでしょうか。

それを期待されたお洒落な方々、申し訳ございません…!

私は、なぜか石器の矢じりでした。
果たして「アンティーク」のくくりに入るのか、微妙ですが…

地元で骨董市が始まるという噂を聞きつけ、自転車を漕いで行ったのは高校生の時。低い木台の上に、古い花瓶や絵葉書に混じって見つけた、数個の矢じり。
確か、一つ数百円ほど。

「ビバッと」きました。

店主のおじさんのケゲン顔もなんのその、店先に座り込み、選びに選んで1個、購入。意気揚々と、学校で使うペンケースの中に入れて、毎日持っていきました。そして、「これ、原始人(せめて縄文人と言うべきでしょう…)がつくったんだよね〜その人、こんな未来に私が持ってるなんて思わなかっただろうなぁ〜」などと、心は石器時代へ。

思えばこれが、ビッグバン後の宇宙のように、とめどもなく広がり続けるアンティーク生活、はじめの一歩だったのです。

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