【ウマ娘】魔改造日記

本記事は『某鯖 Advent Calendar 2021』に参加しています.

はじめに

こんにちは.Anthoneyです.
皆さんはゲーム『ウマ娘プリティーダービー』を遊んでいらっしゃいますでしょうか.
今回のアドカレでも,らかしーさんの【ウマ娘】今日から始める!ファン活最強攻略情報まとめやDenchuさんの【ウマ娘】プラチナ全通による2021年チャンミ環境振り返りといった記事が上がっていますね.
もちろん,私も楽しく遊んでおります.

最近はこんなことをしたり
こんなことをしてます

本日は魔改造日記と題しまして,皆さんに魔改造の魅力をお伝えしたいと思います.

1.魔改造とは

1.1 適正について

ウマ娘における魔改造とは「適正を持っていないバ場・距離・脚質に無理やり適応させること」と定義できるでしょう.
ゲーム内ではバ場(芝・ダート),距離(短距離・マイル・中距離・長距離),脚質(逃げ・先行・差し・追い込み)の10個の適正が存在し,初期状態ではそれぞれA-Gの7段階が設定されています.適正Aだと本来の力を発揮できますが,B以下になるとそれぞれ対応したパラメータ(バ場:パワー,距離:スピード,脚質:賢さ)に下降補正がかかります.そのため,育成する際には適正に合ったレース選びをすることが求められます.
しかし,「因子継承」というシステムによって適正を上げることが可能になっています.詳しくはGameWithの【ウマ娘】因子の効果一覧と上昇量まとめなんかを参考にしましょう.覚えておくべきポイントは
・☆1,4,7,10でそれぞれ1,2,3,4段階適正が上がる
・適正Aまでしか上がらない
の2点です.つまり適正Eまではスタート時の継承でAに上げられるわけです.「Eは実質A」ってよく言われているのはこのためですね(どうして:thinking_face:が付くんでしょうね).とはいえ因子継承も万能ではなく,継承元が6人で適正因子をそれぞれ1種類しか持てないために☆10と☆7みたいな組み合わせはできません.また,4段階しか適正が上がらないので適正FとGはスタート時に適正Aにできません.

1.2 どこからが魔改造?

これは完全に主観ですが,適正C→Aくらいは"魔"感が無いなあという気がします.適正Cくらいならステータスでギリ殴れないこともないですからね.ここでは適正を上げるために継承元を厳選しないといけない状態を魔改造と呼ぶことにします.鉞は大歓迎です.

1.3 どうして魔改造するの?

そもそもなぜ魔改造するかという話ですが,大きく3つの理由に分けられると思います.

①対人レースに勝つため
1番大きな理由はチャンピオンズミーティングやチームレース場で勝つためでしょう.強力なスキルを発動させるための脚質改造やレース条件に適したウマ娘を無理やり出走させるためのバ場・距離適性の改造がよく行われます.前回のスコーピオ杯(東京2000m)では赤マルゼンスキー(先行E)やタイキシャトル(中距離E)を採用する人が見られましたね.

②因子掘りのため
もう1つは因子のためでしょう.対人レースで勝つためには既に持っている適正をさらに伸ばすことも重要です.適正A→Sは育成中の継承で因子が鳴くのを祈るしかないため,なるべく沢山の因子を積みたいところです.しかし適正因子は終了時の適正がA以上でないとつかないため,育成したいウマ娘しか欲しい因子を持っていないという事が起こりえます.継承元と継承先が同じウマ娘では育成が開始できないため非常に困ってしまいますね.そこで,本来適正のないウマ娘に因子を持たせることで適正のあるウマ娘すべての継承元とすることができ,上記の問題を解決することができます.

育成中にレースに勝つため
ファン活やシナリオ開放などで適正外のレースに勝つ必要がある場合も考えられます.どちらも長距離適正を伸ばすパターンが多いです.大体は有馬記念で勝つためですね.また,全ウマ娘での同一重賞勝利みたいな完全に自己満足の世界もあったりします.

2.魔改造日記① 「出走」という育成目標

そもそも魔改造をやり始めるきっかけになったのは,ウオッカの育成シナリオに「有馬記念に出走する」という目標があったことです.ウオッカとダイワスカーレットのシナリオでは特定レースの勝敗でお互いのやり取りが変化するのですが,その中でこの有馬記念はウオッカの長距離適正がFであり初期のリソースだと勝利がかなり厳しかったことから,ここを勝利することが私の中で初期の大きな目標となっていました.
実際に初めて勝利した時のコメントがこれです.

初期の手探り感が味わい深いですね

そして,この体験が深い深い魔改造沼への最初の一歩となりました…

3.魔改造日記② ウマドル実装!

時は少し流れて5月,ついに運命の日がやってきます.

砂のサイレンススズカことスマートファルコンの実装です.カワイイですね.うまよんを見てからずっと気になっていたキャラクターなので迷わずにPガチャを回しました.天井しましたが致命傷で済んでよかったです.
そしてファン活を始めるわけですがここで困ったことが2つ出てきました.1つ目は芝E長距離E短距離Bなので全部のG1に適正Aで出走することができないこと.2つ目は東京大賞典(目標)と被っていて有馬記念に出走できないこと.しかし,最終的には後者のおかげで前者を解決できました.

芝Eはやっぱりきつい

ウマ娘内での長距離G1は菊花賞,天皇賞(春),有馬記念の3つなのですが,菊花賞は出走する旨味が無く(同ターンの天皇賞(秋)のほうが獲得ファン数が多い),有馬記念には出走できないので天皇賞(春)だけを考えれば良いと気付きました.さらに天皇賞(春)は出走する他のウマ娘のスタミナが足りていないことがほとんどなので,ある程度のスタミナと金回復があればスピードが無くても勝てるという事が検証して分かりました.そのため,現在ファン活するときは芝☆10(E→A),短距離☆1(B→A),長距離☆1(E→D)で育成を始めています.
出走レースに合わせて因子を考えるという経験をしてより一層魔改造沼にはまり込むこととなりました.

4.魔改造日記③ 有馬記念 ハルウララ編

最初期から実装されている育成キャラでありながらエンドコンテンツと呼ばれる開放難易度を誇るエピソードが存在するウマ娘がいます.そうです,ハルウララです.有馬記念に芝G長距離Gという絶望的な適正で出走させられるため,最下位を回避するだけでもかなり難しいのですが,ちゃんと勝利時イベントも存在します.(目標外のクラシック期にも勝利時イベントがあるらしい.キツいね.)
初期から「いつか実現させたいなあ」とは思っていたのですが,アオハル杯で人権サポWピックアップ(特にライスシャワー)が来たのでそれを機にやり始めました.適正不足でスピードとパワーが削られるのでそれ以外の属性のサポートを積む余裕が無いんですよね…
因子の積み方としては芝E長C,芝D長Dのどちらかになるようにするのが良いと思いますが,スピードが削られると難易度が跳ね上がるので芝E長Cのスピード重視で育成を開始しました.また,育成中の2度の継承も非常に重要です.相性△と○では因子の光り方が大きく変わるのでなるべく相性が良くなるように因子を探しました.あとは祈祷力ですね.善行を積んで祈りましょう.そして,継承で因子が鳴いたらそれに合わせて育成方針を決めていきました.実際に有馬記念に勝利したときは長距離が3回,芝が1回鳴いたのでシニア期はパワー重視でやっていました.

育成完了時のステータスしか残ってなかった

この時は早めにマエストロが完走したので天皇賞(春)に出ておけば良かったと今になって思います.
クラシック期の有馬記念はもう少しサポートカードが揃わないとキツいので来年の目標とさせてください.

さいごに

いかがでしたでしょうか.某鯖には追込ヒーラーグラスを育成する人や中距離カレンチャンを育成する人など魔改造勢が複数いますので私がこの記事を書くのは恐縮なのですが,少しでも魔改造の魅力が伝われば嬉しいです.ここに書いてない内容として逃げエルコンドルパサー育成や全ウマ娘春天・有馬記念勝利埋めチャレンジなどもあるのですが,長くなってしまうのでまたの機会とさせてください.
それではよいウマ娘ライフを.

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