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泣くということ

 涙活という言葉がある。
ひたすら泣いてため込んだストレスを発散するというものだ。
泣いた後はとてもすっきりするため、とても良いこととされている。

 泣けるときに自由に泣くことができたらと思うことがある。
今がそれだ。株価は下がり続けるだけでうまくいかないし、仕事の先行きは見えないしで結構精神的に沈んでいる。泣きたいときに泣けない。泣いてすっきりしたいときもある。

 母親もそうだったが自分自身感極まると涙が出て来ることがある。コロナの時はマスクをしていたものだから自分の呼気が目に入るのも相まって、少しでも感情が高まるだけで涙が出ることがある。多分涙腺がかなり緩い作りになっているのだと思う。でも涙が出やすい体質なだけで泣きやすいのとは違うのかもしれない。精神的には泣いていない。・・・ちと苦しいか。涙が出りゃ十分だね。

 自分が泣く場面、どんなものがあるだろう。
直近では父が脳腫瘍で死にそうになったときはさすがに泣いたものだ。通勤途中に泣いてしまうくらい結構精神的にキツかった。じいちゃんが亡くなったときも残されたばあちゃんが可哀そうで自然と涙が出たものだ。20代の時最初の職場を派遣期間満了で離れることになったときも自分の力の至らなさに涙したこともあった。幽遊白書を読んで泣いたこともあった。結構泣かせるよねあの漫画。
 ・・・あんまり思い出せないものだな。泣いて忘れる思い出は数知れず、なのかもしれない。

 防音の部屋があったらワムウみたいに号泣してみたりしてみたいものだ。
ん?ひょっとするとこれはビジネスチャンスではないか?「号泣カフェ」、意外といいかもしれない。カラオケ屋のコンセプトを変えるだけでまた新しい活路が開けるかもしれない。ひたすら泣けるグッズとか用意しておいて、人目のはばからない場所でただただ泣く。泣きまくる。泣けるグッズとはなんだろ。泣けるBGM、泣ける映画、泣ける落語・・・あまり思いつかないや。んーでも前例ありそう。どうだろう。

 まぁ今はこの部屋で号泣したらただ近所迷惑になるだけだから、せめて文章で表現して終わりとさせてもらおう。

うわぁぁぁあああああん!!!!!ああああああぁぁぁんむぁあありだぁぁぁああああああっ!!!!!!

・・・あーすっきりした。ではごきげんよう(スッキリ顔) 

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