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不法投棄をなくした方法

有名な話。
ある山中で不法投棄が問題になったことがあった。
その場所には、もちろん後から「不法投棄厳禁」などの看板が掲げられたりしたのだが、一向に無くなる気配がない。

しかし、「ある物」をその場所に設置したのをきっかけに、一切不法投棄が無くなったという。

そこに設置された「ある物」とは、「鳥居」だ。

「不法投棄厳禁」という言葉には、「ここにはゴミを捨てないで下さい」というメッセージに過ぎないが、
鳥居を設置すると、なんとなく神聖な感じがしたり、ここに不法投棄をするとバチが当たるんじゃないか、という気持ちに自らがなる。

不法投棄をする側もやはり悪いことをしているという自覚があるがために、その心理状況を変えるという、文字でのメッセージとは別の部分に訴求する事で問題が解決した、というわかりやすい例だと思っている。

このような方法は他にも応用が効くのではないかと考えている。

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