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生きづらさと向き合う その1

台風が居座っていますね。
被害が無いことを願います。

本日は、私がこちらに掲載を始めてから、反応が良かった記事について少し深堀をしようと思いました。
前回は、「生きづらさ」の原因は育った環境によるもの生まれ持った特性によるものによる2つについて苦しんでいる方々に向けて書きました。そのような方々についての深堀です。
今回は、育った環境による「生きづらさ」の背景や原因、対策のアイデアをお伝えします。

育った環境により「生きづらさ」を感じる方々へ
幼いころは親や兄弟などの近親者や学校の先生の教えに、無意識応えようとします。また、歳を重ねても影響力の強い指導者には従おうとします。育った環境で生きづらさを感じる人の多くは、前述のような影響の強い人たちの期待に応えようとし続けてしまうことにあります。言い換えれば、他者が設定した基準や価値観を、無意識の内に自分のものとして取り込んでしまい、それを目指すことが自分であると考えることから始まります。
多くの人は、大人に近づくにつれ自我が芽生え、反抗期を迎えると自分の意思と向き合うようになり、自分の意志と他者からの教えと少しずつずれが生じ、相手に意見を言ったり、衝突をしたりする機会を経て影響力から離れ自立を始めます
または、物理的に影響する人から離れることにより、自立をせざるを得ないこともあります。
しかし、近親者や指導者の関与が続き従うことを強いられたり、関与せずとも期待に応えようとする依存が残ったりすると、自分の意思にふたをして我慢し続け苦しみが出てくると考えられます。
もちろん、反抗期が無く他人の価値観や設定した基準が心から賛同できる、賛同する市内に関わらず自分の意思と向き合う機会がなく影響受けたことをすんなり受け入れ成長できれば、ずれを生じる事が無く違和感も感じず、生きづらさは感じないでしょう。また、違いを受け入れてくれる環境であっても、生きづらさは感じないでしょう。

繰り返しとなりますが、違和感を感じ問題となってしまうの方の多くは、期待をよせてくれる相手を傷つけられなかったり、自分の意見や感情を表現することが苦手だったり、他者の期待に従うことが当たり前という考えが拭えなかったり、期待をよせられる状態に依存してしまったりすることなどがあげられます。
さらに、自分の価値観や基準と他人のそれを無理に分けようとすると、苦しみが強くなることもあります。

苦しみを減らしていくためには、相手の価値観や基準に合わせなければならない、期待に応えなければならないと考えることを止めること、そして、相手の価値観や基準と異なっていても、期待に応える考え方や方法を会得することだと考えます。

まずは、自分がどのような価値や達成基準をもっていて、他者と同の様に違うのかを見つめ直し、具体化していく必要があります。

続いて、その中から、自分と他者の価値観や基準が一致し期待に応えられる部分と、そうで無い部分に分けることをします。

自分の意思を分け、相手との一致をみるものは、意識せずとも期待に応えられ、依存や遠慮ではありませんので苦しみはなくなります

もう一方の自分と他者の価値観や基準が一致せず期待に応えられない部分が苦しみの基となります。それをある考え方で二段階で考えることにより、苦しみが少し減らせるかもしれません。さらに、三段階目まで考え実行できると、苦しみから解放される可能性が高まります。

まずは、価値観や基準の違い、寄せられた期待とは異なる可能性があることを表明し、自分を解放します。それ自体が相手を裏切ってしまうと考える方にはハードルが高いと思われます。表明は心の中でしましょう。そのハードルを下げるために、次の考え方があります。
次は、自分がその違いを選ぶことにより得られる幸せを、相手に表現してください。相手も自分の幸せのために期待を寄せてくれているのであれば、受けれいてくれる可能性が高く、苦しみは大幅に減るでしょう。
もちろん、それを受け入れてくれないことを想像してしまう方も多く、それだからこそ苦しかったり、諦めて相手の期待に応える選択をしたりしてきた方も多いと思います。
そのような方々向けに、三段階目の考えをお伝えします。
それは、影響のある方々から離れる事です。突き放すのではありません。意図的に自立をするために距離と時間を置くことを目的とします。従って、自立をした時に距離を戻すことを予め考えても良いと思います。

まとめ直します。
生まれ育った環境で生きづらさの感じる方の多くは、自分が受けた影響により自分の意思と向き合う機会が持てなかったり、得られなかったりしたため、自立の機会が減ってしまってきたと考えられます。
改めて自分の意思と向き合い、具体化しましょう。それは、自分は何が喜びで、何を目指し、どのように生きるのかを考えることです。
簡単にそれらが見える方もいる一方で、それがわからずに別の苦しみを味わっている方もいます。
誰もが通る道なのです。
一人で抱えてきた人には受け入れるのは少しハードルが高いかもしれませんが、誰にでもあることなので、自分独りではありません。話にうなずいてくれる人がたくさんいる、相談できる人がたくさんいると思ったら、希望が持てるのではないでしょうか。
是非、話したことのない人と話し、時は相談をしてみてください。
話すのが苦手な方は、話すことを目的とせず、自分の意思と似通う人と集うことも良い機会となると思います。話すことが好きな方の話を聞いて、自分と同じ人がいると思えるだけでも心に変化があると思います。もちろん、相談相手にならせていただきますので、よろしければお声がけください。

今回はこれまで。
色々語っておりますが、あくまでもこれらが絶対ではありません。
あくまでも、参考になれば幸いです。

繰り返しとなりますが、台風が居座っています。
まだまだ日本に影響が及びそうです。
くれぐれもお気を付けください。

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