韓国人はお酒好き?韓国でコレ飲んどけば間違いないお酒も紹介!
韓国ドラマでよく出てくるシーンといえば、居酒屋でお酒を飲んでつぶれるシーンではないだろうか。韓国焼酎をクーっと飲み、ヘロヘロになる。
まさか現実はそんなことなかろうと思い、現地に行ってみると意外と、
いる。
もちろん、皆が皆そういうことではないが、若い大学生だと夜な夜な飲み、今住んでいる家の周りでも大声で歌を歌ったり、怒鳴ったりの声が聞こえる(うるさい)。
なぜ韓国ではここまでお酒が飲まれ、しかも「つぶれるまで」飲むのか。
私なりの理由は、2つ。
韓国人がお酒を飲むのは仲間意識
ひとつめに、韓国人がお酒を飲む大きな理由となっているのは、「人間関係」のためだと言われている。
あんなにいつも居酒屋で集まって飲んでるのは、好きだからじゃないのか?と思われることもあるかもしれないが、私から言わせると、お酒が好きな人は「一人でも飲む」。悪酔いなんてのはもってのほか。
私は、無類のワイン好きであるが、ワインをみんなで囲んでワイワイ飲むのは好きではない。香り、味、滑らかさをしっとりと感じたいので、むしろ一人で飲む。
そして毎日適度に飲みたいので、程よく酔うことはあっても、次の日つぶれるほど飲むのは、苦しみである。
じゃあワイワイ飲む韓国人たちはなぜ、お酒を飲むかといえば、人間関係のためだ。
韓国社会において、個人主義というものはあるようで、ない。家族、学校、職場、友達・・・関係性を持っている人と、「うまく付き合う」ことが求められる。コネが多いのもそのせいだ。
学生であれば、一緒にお酒を飲み盛り上がることで、友達と近くなれる。
会社員であれば、仕事上では気軽に話せないようなことでも、お酒のおかげで心がオープンになれる。
お酒の酔いには、心の壁を取り除いてくれる作用があるので、これを人間関係を良くするために使おうとするわけだ。
韓国で一人酒という言葉はめったに聞かない。
韓国人からは、一人酒するの??すげー!!と驚かれることもあるが、一人飯がやっと出てきたことの社会には、一人酒という言葉もまだ浸透していないのだろう。
ただ、最近では徐々に無理やりお酒の場に連れていかれることも減ってきているというが、日本ほど寛容ではないようだ。
韓国人が酔っぱらうのはストレスのせい?
2つめに、お酒を飲んで酔っ払うのは、ストレス発散というケース。
これは日本の会社員にもあるが、韓国人の中には、仕事の疲れだけではなく、失恋したとき、友達と拗らせた時(人間関係が重要なので)でもパーッと飲むことで忘れられると思っている。
個人的には、パーっと忘れるのもいいけど、ちゃんと対処法考えれば?と冷静な目線になってしまうが、燃えやすく冷めやすい韓国人の性格を考えれば自然なことなのだろう。
韓国人の友達からも、日本人ってほんとよく考える性格だよね。と言われるが、そっちが考えなすぎでは?!っと心突っ込みをしている。
どっちがいい悪いではないが、性格の違いなのである。
韓国で現地人がよく飲むお酒
ここまで話をしてきた韓国人たちは、ではいったいどんなお酒を飲んでいるのか。
韓国に行ったら試していただきたい現実人がよく飲むお酒を、ぜひ韓国通気分で、頼んでみよう。
〇テラビール
去年あたりからよく飲まれるようになった「TERRA テラビール」。
緑の瓶と、でかでかと書かれたTERRAの文字が特徴。
すっきり飲みやすく、お肉料理や辛いものでも一緒に飲むとあら、ゴクゴク。
韓国のピールはもとから薄めでもあるが、テラは薄いながらも、コクがあるように感じる。ぜひ居酒屋に行ったら「テラ」、ご賞味あれ。
〇ハルラトニック
韓国でもう一つ飲むべきなのは、焼酎!と言いたいところだが、結構飲めない、という若い女の子が多いことに気づいた(自分はがぶがぶ飲む)。
そんな方には、ハルラサン한라산 というチェジュのお酒に、トニックウォーター(甘め)、そしてレモンスライスを入れて飲む「ハルラトニック 한라토닉」をぜひ飲んでみてほしい。
作り方は、氷を入れたグラスに、ハルラサン焼酎とトニックを1:2の割合で入れてそこにスライスレモンをのせて混ぜるだけ。
かなりおいしいので飲みすぎないよう注意。ハルラサンの焼酎は21%なので。
韓国の焼酎は日本のよりも匂いがきつくなく、あっさりした味わい。
一気にグイ飲みが定番だが、それと同時に割って飲むこともよくある。ただジュースとかではなく○○と割ることが多いのだが・・(笑)
※ちなみに表紙画像は、焼酎のカラマンシー(柑橘)味。一時期爆流行。
焼酎のことを語ると長くなるので、今度はどこかで韓国お酒テーブルマナーも書こうと思う。
まとめ
韓国でのお酒を飲む文化について話をしてきたが、お酒を飲むことが彼らなりの社会でのうまい生き方なのだろうと思う。
とは言え、韓国人だからといって全員がお酒好きではないし、弱い人もいる(アジア人はヨーロッパ人と根本的にアルコール分解の構造が違うとされる)。韓国人だからって強い!とばかり思うと、意外と飲まない人もいたりして驚く。
飲みすぎて危険にならない程度に、今回紹介したお酒を飲みながら、ほろ酔い気分で韓国の町を歩くと、いつの間にか、ほら、彼らの生活に入り込んでる。
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