無料でできる特許のテキストマイニング-コーヒーを例に
毎朝特許検索のコツをお届けする 毎朝特許検索 ですが、今朝は 毎朝特許分析 をお届けします
テーマはコーヒーで、利用するツールは無料テキストマイニングツール UserLocal AIテキストマイニング です
まずはコーヒーの母集団を作るために、J-PlatPatで
[コーヒー/TI+珈琲/TI]
で検索。ヒット件数が3,000件を超えてしまうので、出願日で2010年以降に限定すると796件になります
ヒットした特許リストをExcelにコピペします(この方法についてはYouTube動画を参照してください)。
発明の名称のテキストマイニングをUserLocal AIテキストマイニング
で行いますが、コーヒー・珈琲のいずれかは発明の名称に必ず入っているので、あらかじめ除外しておきます(あと、装置、方法、システムなどの一般的な用語も除外しておくと良いでしょう)。
まずは2010年以降でテキストマイニングすると、ワードクラウドは以下のようになります。
当たり前と言えば当たり前かもしれませんが、抽出に関する特許が多く出願されているようです。
また共起キーワード(文章中に出現する単語の出現パターンが似たものを線で結んだ図)を見てみると、このようなマップになりました。
無料の特許検索データベースであるJ-PlatPatと、無料のテキストマイニングツール UserLocal AIテキストマイニングを使うとこんな分析もできます
テキストマイニングはちょっと敷居が高い、と思っている方は、まずは無料ツールから試してみてはいかがでしょうか?
以上、本日の 毎朝特許分析 でした。
備考:Twitterで2020/6/23配信
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