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カカオ部が与えた影響

アノウラボの部活動は、実はカカオ部の開催からはじまりました。(カカオ部ってどんなことしてるの?って人はこちらから)
これまでにのべ40名近くが参加してくださり、チョコ作りを通じてカカオの魅力や手づくりチョコの美味しさを感じ楽しんでくれています。その参加者の中に、ある小学生の男の子がいました。

彼はお母さんと一緒にカカオ部に参加してくれました。普段食べているチョコに比べて甘みが少ないので、お砂糖を沢山入れて作ってみたところうまく固まらず、フレークみたいな感じに仕上がりました。本人は楽しそうでしたが、もしかしたら残念に感じてるんじゃないかと気になっていました。(もしうまく固まらなくても、ホットチョコレートにしたり焼き菓子やホットケーキに混ぜたりして楽しむことができます)
でもその親子から、またカカオ部をやりたいとリクエストがありました。前回とは違うメンバーで参加してくれ、その中には彼の同級生も何人か参加していました。
後で話を聞くと、チョコ作りの作業がとても楽しかったらしく、それを友達にも体験して欲しいと同級生を誘ってくれたことが分かりました。(この時点で感激!)2回目の参加ではうまくチョコも固まり、ナッツを沢山入れたチョコなどを作って楽しみました。

そんな彼が先日、アノウラボ拠点のリノベーション作業中にお母さんと遊びに来てくれました。
カカオ部の話をしていると、夏休みの読書感想文でカカオをテーマにした感想文を書いたことを教えてくれました。カカオについて書かれた本を題材にしたそうですが、そのはじまりはカカオ部での体験のことが書かれているそうです。(この時点で嬉し泣き!)
読書感想文を書く時に、自分の体験を元に書きたい本を選び文章にするなんて考えたこともなく、正直とても驚きました。同時に、市販のものに比べ決して甘くはない「オトナのチョコレート」だけど、その体験を通じて子ども達に伝えられることが沢山あったんだと、私も心から嬉しくなり誇らしくもありました。(やってよかった!と実感)

カカオ部についてはいろんな方から参加してみたいとお声を頂いていますが、現在コロナ対策で一般募集はしていません。8〜10人集めて頂ければ開催可能です。また、今後の状況をみながら、来年からは一般募集する形で開催できるよう検討中です。
色んな魅力がいっぱいのカカオ部にぜひご参加ください!

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読書感想文

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