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溢れ出た涙と起爆剤

あれ?どうしたんだろう?なにがあったんだろう?
まだ続きそうだな、まだかかりますとメッセージしておこう

これだけをして欲しかっただけなのに・・・

仕事してるのだから、あんなメッセージ送ってこられると本当に腹立たしいからやめて欲しい。

これが昨日、夫に言われた言葉だ。

私が俯きながら返せた言葉は

ごめん。もう二度と送らない。

昨夜のやりとりは初めての育児中だった私がフラッシュバックした。

私が思うに、初めての育児は分からないことだらけ

毎日起こる、ハプニングに右往左往する日々

ましてや子供が体調を崩したら、ハプニングが増す。

そんな日々の中、大人と会話できる時間は僅かしかない

つまり夫との時間が救いだった当時、早く帰ってこないかと

まだかかるの?

といったようなメッセージを夫に送っていた。

私は決してイライラして送った訳ではなかった

早く帰ってきてほしい、助けてほしいという気持ちだった

でも夫から言われた言葉は、いつも同じだった。

そういうメッセージは送ってこないで欲しい、仕事しているのだから

私がそれで涙がとまらなくなっても・・・・。

泣かれても困る。

それが夫からの言葉だった。

いま、5歳、3歳双子の3人になったが、夫の戦力は必須な状況

初めての育児の時に言われてから私も弱くなったわけではない

それでも、まだかかるの?と聞いたときに未だ最初にイラっとされるのが

本当に悲しく寂しい、私の気持ちが伝わってないのだなと思ったら

いつの間にか昨夜は涙が止まらなくなっていた

伝えた時間に終わる予定だったんだよ、でものびる事だってあるのは仕方ないだろう

そう言いながら、私の姿を見て、夫はさらに苛立っていた

そんな事分かっている。仕事が時間通りに終わらない時もある。

私だって時短勤務だけれど働いている一人の人間なのだから。

子育て中のパートナーに終業時間をどれだけの人が伝えているのだろう?

そしてそれがどんな役割を果たしているのか知っているのだろう?

まだかかる。

この一言がいわゆる私にとっては起爆剤だ。

この言葉を受けた瞬間に、私はノーマルモードから

アラートモードに変更しているように思う。

というのは、言葉を受けて以降の家事・育児の仕方が

ワンオペという事になるからだ。

私のやり方はこうだ。

1、気持ちを切り替え、夫はいない条件だと覚悟する

2、子供たちにパパはお仕事で遅いと伝える(だからいないと)

3、子供にもできる事はお手伝いをさせる

4、できる事からやる、できないことは後回し(優先順位の変更)

まだ、仕事がかかるか、かからないかで、進め方が全然違う。

子供たちにも意識させて動かすために必要な情報なのだ。

私は、子供たちの世話を軸にして時間を進める

食事、お風呂、着替え、歯磨き、とにかくいつも通りの時間に

子供たちがそれらを進められるように出来ないことは切る

子供たちも、ママ一人しかいないと思うことで

食べた後のお片付けや、着衣、脱衣など自ら進んでやる

唯一できないのは、静かにするということだけ・・・。

ちゃんと状況を説明することで今は

随分と自分でやってくれることが増えてきている

まあそうは言っても、まだ子供。

色々問題はあるけれど、なんとか回せるようになる。

だからこそ、聞いてしまう。

まだ、かかるの?

そして分かってほしい、私の緊張状態を、気持ちを。


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