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1社で働き続けるとどうなるか〜キャリアの選択肢の広げ方〜

こんにちは。株式会社Another works代表の大林です。複業したい個人と企業・自治体を繋ぐ総合型複業マッチングプラットフォーム「複業クラウド」を運営しております!

このnoteでは、複業やキャリア構築、働き方のトレンドに関する情報を毎週発信しています!是非チェックしてみてください!

今回のテーマは、「人生100年時代」。

ニュースやテレビでよく聞かれるこのキーワードですが、実際何がどう変わるのか、今から何を備えておけばいいのか、私なりに解説していきます。

人生100年時代で変わること

私は、人生100年時代において、1社で働き続けること自体が非常に困難な時代になってきていると考えています。

東京商工リサーチの調査に、2022年に倒産した企業の平均寿命は23.3年であるというデータがあります。市況感がどんどん悪化する現在、大手・ベンチャーを問わず、いつどんな企業が倒産してもおかしくない状態です。

一方で、ライフスタイルの長期化により、単純に働く時間(期間)が増加しているために、雇用寿命と企業寿命のアンマッチが発生しています。仮に、人生100年時代の中で60年働くとした場合、1社で働き続けること自体が奇跡的なものになります

これが、よく言われる”人生100年時代における終身雇用の崩壊”のロジックです。

1社で働き続けるとどうなるか

現代には、未曾有の事態を予測したり、企業を存続させたりするなど自分自身の力ではなんともできない変数が多く存在しています。例えば、急に企業が倒産し転職を余儀なくされた、新型コロナウイルスなどの予期せぬ事態により職を失ってしまった、などの事象がもはや他人事とは言えなくなってきているのです。

大前提、1社で働き続けることは必ずしも悪いことではありません。しかし、各々が柔軟なキャリアプランを想定することを余儀なくされている現代において、持ち合わせていないと非常にリスクが高いものがあります。

それは、スキルの再現性です。

再現性とは、どんな企業フェーズでもどんな業界・団体でも一定のアウトプット(成果)を再現できる能力です。例えば、大手企業のトップセールスをやっている人が、そのままベンチャー企業に入っても、営業手法が言語化できず、汎用的なトークスキルを持ち合わせていなければ、再現性がないと判断されてしまいます。

会社の看板を外しても活躍できるような、スキルの再現性を持っておくことで、リスクヘッジに繋がるだけでなく、キャリアの幅を大きく広げることができるのです。

また、新型コロナウイルスによるオンライン化やChatGPTの台頭など、時代の変化に応じて、今行っている業務の将来性に限界を感じた場合、異業種への転職を考え始めるかもしれません。そんなとき、1社・1職種の経験しか持ち合わせていない場合、未経験者として扱われ、転職活動が非常に厳しくなっていきます。一方、本業・複業に関わらず、複数社での成果をポートフォリオとして持つことができていれば、キャリアの選択肢が格段に広がります。

これからは、自分の身は自分で守るような時代です。複業などを通じて、仕事の居場所や経験をいくつか持っておくことがリスクヘッジになるでしょう。

これからは働き方を選ぶ時代へ

人生が長期化し、働く時間も相対的に長期化していく現代において、”どう働くか”が”人生の豊かさ”に直結していると感じています。

人生の大半を占めるワークを、ワークライフバランスはもちろん、ワーク=ライフという、やりたいことや好きなことを仕事にしてくことで、仕事を含めてウェルビーイングな状態を目指す考え方が主流になると考えています。

しかし、やりたいことを仕事にするには、それなりのスキルと経験が欠かせません。今の自分にスキルがないと感じる人は、リスキリングや学び直しが必要です。今の自分に経験がないと感じる人は、複業やプロボノ活動を通してまずは経験を獲得し、いずれは複業から滑らかに本業へ移行していくキャリアプランも有効です。

人生100年時代という長く働く時代に備え、複業を通じて自己実現をしていきましょう。

本noteの内容は、こちらのイベントでもお話しました!さらに詳しく知りたい方は、イベントレポートも併せてチェックしてみてください!

最後までお読みいただきありがとうございます!次のnoteもお楽しみに!


大林 尚朝 / NAOTOMO OBAYASHI
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