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取扱説明書(トリセツ)

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日々の思ったことや感じたことの羅列をまとめました。 つまりこのblog主「平賀信吾」の取扱説明書なっております。 よろしくお付き合いいただければと存じます。
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2018年4月の記事一覧

「コミュニティの憂鬱」を解決するためには何が必要か?

私は現在とある当事者コミュニティの運営者として活動している。(→離婚の子どものコミュニティ「BrandNewMoning」 ) そのコミュニティを運営したり、他のコミュニティの運営を手伝う中でたまに悩むことがある。 コミュニティに所属している皆さんもこう考えたことはないだろうか? ・なんでみんなでいい事をしようとしているにも関わらず、議論が全然進まないのかなぁ… ・みんなでうまく協力し合うことができれば、もっとコミュニティが良い方向へ進みそうなのになぁ...と それは

「何者」かになることを目指して ――個人を取り戻すための物語――

今日は、近年結構話題作になっていた「何者」(朝井リョウ 新潮社/2015年)を読んで感想を書きたくなったので、Blogを書いた。 注:作品のネタバレをしているので、バレてもOKな方のみ続きを読んでください。 では本編へ あらすじと感想 <あらすじ>就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから——。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策と

「麦わらの一味」から考える組織活動の在り方とは?

最近物の例えでONE PIECEの「麦わらの一味(麦わら海賊団)」を例に組織(コミュニティ)としての活動について話したのだけど、中々話が盛り上がったので今回改めてまとめてみることにした。(扉絵はマウスで頑張ったよw) ちなみに、自分のONE PIECEに対する知識は五段階中「三」くらいであり、ここ最近(過去1~2年)の大きな流れや、細かい人物像まではそこまで詳しくないことをご容赦願えればと思う。(もちろん今回wikiなどで読み返したりはした) ※なお、作中では「麦わらの一

must思考からwant思考へ抜ける

(追記が増えたのでタイトルも変更) 2017年の4月から1年経った。 去年を振り返りやすい季節だが、正直言うと、自分の中で何が進んで何が進んでないのかが実のところよく分かってない。 一応カチっと「これ!」というものを設定はしているが、結局のところフワフワとした実態の無いものを、そう思い込んでるだけである。 これからも多分、そう思い込んで前に進む。 以下が今日の本題 must→→→want これまでもそうだが、生きるためには「~しなければならない/~すべき」と勝手に