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野村日魚子「幽体について」

◆作品紹介

子どものころ、私の周りには幽霊がいる感覚があった。人間でも動物でも植物でもないなにか。私はずっとそれについて考えることを避けてきたし、積極的に出会い直そうとも思っていない。
久しぶりに幽霊と出会った。インターネットの中で、この短歌たちを覗き見るときそこに確かに幽体=幽霊がいて、私は幽霊になる。(編・ろっとん)


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