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ガーデンリーディングしてみたら想定外のモノが出てきた話

こんにちはNoAHです!最近お庭や土地もチャネリングで読むことができる(以下ガーデンリーディングと表記)と聞いて、実際に自宅の庭でやってみてました。

ガーデンリーディングではスモーキークォーツやジェイドといった石を使うこともできるそうですが、今回はシンプルに『庭に直接聴く』という方法で行いました。

今住んでいる家は賃貸の一軒家で、ちょうど住み始めて1年になります。去年の初夏に一軒決め打ちで内覧して気に入り、トントン拍子で引っ越した物件なので恐らく私と相性が良いはず!ということで、早速やって行きましょう。

まず、庭の草木に水をやりながら庭をぐるっと一周回り、以下の質問をしました。

  • 植物の育ちが悪い所があるのはどうして?

  • 家の南側の葉が付いていない木は枯れてるの?どうして?

  • 今庭に必要なことは何?

すると、庭から以下の回答が返ってきました。

  • 育ちが悪い場所は日当たりが悪く水捌けも悪い。

  • そもそも草が生えにくいように玉砂利の下の土の層が薄く設計されている場所がある。

  • 家の南側の葉が付いていない木は死んでいる。この木特有の病気で死んだ。名前はわからない。

  • この家は風水に則って建てられている。家の裏の鬼門の杉を整えて風通しを良くしてほしい。また、杉の下にある水瓶に石が詰まっているのが非常に良くない。そこには依然龍が住んでいた。今はいない。

なるほど〜前半はなかなか納得の回答です。1番最後の鬼門の杉は私も気になっていたのですが、水瓶の件についてはすっかり記憶から抜け落ちていた事柄でした。

去年引っ越して二週間後くらいに家族を呼んでお披露目会をした時、庭を見た母と叔母が『この杉切ったほうがいいと思う』と言って家の鬼門に位置する場所に生えていた大きな杉の木を突然二人で切り始めたのです。するとその切った杉の足元から灯籠と石の水瓶のようなものが出てきました。その水瓶にはみっちりと石が詰まっていて、背筋がゾクっとしたのを覚えています。二人は灯篭を見つけると喜んで、それ以上は切ろうとしなかったのですが(杉の木は3〜4mは悠にあって脚立がないと届かなかった)、早めにちゃんと選定した方が良いと言って帰って行きました。

しかしそんなことはすっかり忘れて杉はまた生い茂り、灯籠も水瓶もまた隠れてほとんど見えなくなってしまっていました。

とりあえず今回のリーディングでも杉の剪定をした方が良いということがわかったので、早速庭師見習いのひーくん(夫)にサッパリ散髪してもらいました。剪定前の写真を撮り忘れたのですが、剪定後がこちらです。

結構切ったー!杉の根元がすっきりしました

そしてその灯籠の下に見えますでしょうか?石でできた水瓶のようなものがあります。しかも石がみっちり詰まっている…

なんで石が詰め込まれてるんだろ

どう見ても人為的に石の詰め込まれた水瓶。実はこの物件は数年間人が住んでいなかったようなので、玉砂利が風雨で何処かに行ってしまうのを防ぐため、蚊が沸くのを防ぐため(NoAH説)か、水瓶に苔などが生えるのを防ぐため(夫説)など色々考えましたが真意は分からず…

とりあえず私の感覚的に、自分の口の中に石を詰め込まれているような窒息感や窮屈感、不快感を感じたので石を撤去することにしました。

恐る恐る手で石をかき分けると…

あれ?なんか文字が書いてある
…なにこれ…怖っ…!
「五矢??」読めないけど、古いお金にこんなやつあった気がする

水瓶は普通のお椀のようなものだと思っていたので、石板に刻まれた文字が現れた時には冷や汗が出ました。なぜなら、解いてはいけない封印を解いてしまったモブキャラは、漫画では大抵最初の犠牲者になるからです。実はこの作業、木を切った翌日に私一人でやっていたのでひーくんがいない時にやったことをとても後悔しました(怖いのが大の苦手←)。

どこか古いお金を連想させるようなこの形状。「五」「矢」という文字は読めるのですが、後の2文字は漢字の一部のようで読めません。読める2文字を頼りにググってみるとなんと全く同じ形状の水瓶が出てきました。(なんでもググったら出てくる!なんて便利な時代!)

うちの庭から出てきた水瓶は、水瓶ではなく手水鉢(ちょうずばち)というもののようで、京都の龍安寺さんにある「知足の蹲踞(ちそくのつくばい)」と同じデザインだそうです。きっとレプリカですね。

この手水鉢、やはり昔の銅銭「寛永通宝」からデザインが来ているようで、上記サイトではこのように解説されていました。

寛永通宝は、真ん中に四角の穴が空いており、その四角を「寛、永、通、寶」の4文字が時計回りに配されているが、龍安寺の蹲踞(つくばい)には、「五、隹、疋、矢」の4文字が配されて、中央の「口」とあわせて、「吾(われ)唯(ただ)足(たる)を知(しる)」と読む。禅の教えで、限りない「欲」や「傲慢(ごうまん)」を戒める言葉だそうで、この蹲踞の寄進者が水戸黄門・徳川光圀なのだ。

https://newstsukuba.jp/?post_type=column&p=5509
《ひょうたんの眼》6 奢る者の横行「五隹疋矢」の戒めより引用

最初、古いお金のようなデザインに「これは金運アップの水瓶かも!」と安直に喜んでしまった私の頭を張り倒すような解説。なるほど、真ん中の四角い部分の「口」と合わせて「五、隹、疋、矢」で「吾、唯、足、知」と読むんですね。なんて粋で乙なんだ。(そして本当に口の中に石が詰め込まれていたんだなって気がついて再び鳥肌が立ちました。撤去してよかった…)
それにしても深い言葉です。お金持ちでも幸せでない人もいるし、貧乏でも幸せな人はいる…今も幸せと知りなさいと言われているような気がしました。

実は今年の8月にこの手水鉢の本物がある龍安寺さんにひーくんと吉方位取りに行く計画を立てていたのですが、結局行けずじまいになってしまっていたのです。龍安寺を選んだのはそれも直感としか言いようがなく、なんとなく行きたいなぁと思って調べると枯山水の庭園が有名ということで、ひーくんの勉強にもなるかなと思って選びました。もしかしたら庭の手水鉢からメッセージを受け取っていたのかもしれないですね。

そしてもう一つ面白いなぁと思ったのは、ガーデンリーディングのメッセージの「そこ(手水鉢)に龍が住んでいた、今はいない」という部分です。
龍安寺さんも龍つながり。もしかしたらうちの庭にも小さな龍が住んでいたかもしれないなぁと思いました。帰ってきてくれるかな。

処分した杉の枝。束ねると葉の形がドラゴンの鱗のようです

ということで、初めてのガーデンリーディングはなかなか面白い結果になりました。杉を選定したことで風通しも良くなったので、周辺植物の発育も良くなるかもしれないと少し期待しています。手水鉢に詰め込まれていた石を撤去したことは吉と出るか凶と出るかわかりませんが、見た目とても清々しく爽やかになったのできっとやってよかったんだと思います。あんなに素敵なものが埋没しているのも寂しいですもんね。これからは毎日水を入れ替えて様子を見ていきます。

今思うと、引っ越した直後に訪ねてきた叔母と母が真っ先に鬼門の杉に着目したのは流石としか言いようがないですね。実は彼女たちは二人とも植物が好きで家の庭でたくさんの草木を育てています。彼女たちはきっと無意識のうちにお庭と話し、たくさんの情報をもらって日々お手入れをしているのでしょう。

では最後に、私の母の名言をひとつ。

お菓子を買うなら、そのお金で花を買いなさい。

by NoAHの母

ではまた!

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