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モスチーズバーガーが美味すぎて貴族になった

みなさまごきげんよう。本日も私の拙い文章を読んでいただき、誠に光栄ですわ。皆様方に耳寄りな情報をお届けできるよう、これからも尽くして参りますわ。この度は先日私が頂いた逸品について、説明致しますわ。

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こんにちは、せきじです。この度、貴族になりまして、今日は貴族の視点からモスチーズバーガーをレビューしようと思います。

大学時代の私にとってハンバーガーといえばマクドナルド。正確に言うとチーズバーガーやチキチーやエグチ、これが私のソウルフード。200円払えばお腹を満たせるマックのハンバーガーは、金欠だった私の強い味方でした。セットなんかは上級国民の食べ物。もしチキンフィレオのセットなんか頼んだ日には、空っぽの財布を見て「こんなはずじゃなかった…」と恨み言を言うしかない。そんな日々を送ってました。(余談だが、マックのセットはマジで高い。マジで。あの価格設定は庶民を殺す気に違いない)

そんな私もお給料を戴く身分になりまして、久方ぶりにモスでランチを食べました。その時は普通にモスバーガーを注文しました。
「なんだ、この食べ物は。」
今までのハンバーガーを過去のものにする美味しさ。ハンバーガーってこんな美味い食べ物だったのかと、ハンバーガーに対する認識を改めさせられました。今までの生活水準では決して食べられないものが食べられる。僕の中でQOLが音を立てながら急上昇していきました。幸せってこういうことなんだなぁ。

所得水準が上がったことによる恩恵を存分に享受していた私ですが、人間恐ろしいもので物欲が満たされるとさらに上質なものを欲するようになります。そんな私にとって次の贅沢はこれ。

モスチーズバーガー。価格帯が高めのモスの中でもハイエンドな商品。あの悪魔的食べ物モスバーガーにチーズがトッピングされた、超の字がつく贅沢品。時代が時代なら、国家によって規制されてもおかしくない代物を、ついこの間口にすることが出来ました。

「うう、なんだこれは…なんなんだこれはぁ!!!」
チーズが入ることでこんなに美味くなるなんて。パティとソースの絡みが良くなることで、食後の満足度が2倍にも3倍にも膨れ上がりました。こんな贅沢なもの食べたら、天罰が下るんじゃないか。

その時私はこれまでの貧しい自分と決別しました。これからは貴族として生きるのだと。今の私はマリー・アントワネット。「パンがなければモスチーズを食べればいいのよ」今なら言える。庶民を前にして、満面の笑みを浮かべながら。

モスチーズバーガーは人間を堕落させる悪魔的食べ物です。貴族の皆さんも良かったらどうぞお召し上がり下さいませ。

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