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神様との出会い  そんなオヤジの備忘録

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吉備津彦神社は備前国の一ノ宮@岡山

吉備津彦神社は備前国の一ノ宮@岡山

今回は、岡山県の備前の国の一ノ宮である吉備津彦神社を参拝。
すぐ側に吉備津神社があり、ちょっと不思議に思っていましたが、吉備津神社を訪れてこのNoteに書き込む際に勉強して、吉備津神社と吉備津彦神社の違いと関係性について学びました。
昔、吉備国の一ノ宮として吉備津神社がありましたが、吉備国を三備(備前、備中、備後)に分割した際に、吉備津神社を分社してそれぞれの国に一ノ宮を作ったそうです。
備前に吉

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吉備津神社は吉備国(三備)の一ノ宮@岡山

吉備津神社は吉備国(三備)の一ノ宮@岡山

今回訪れたのは、備中国の一ノ宮である吉備津神社です。
すぐ近くに吉備津彦神社もありましたが、まずはこちらから参拝することにしました。
岡山は、桃太郎伝説発祥の地とされるこの地において、吉備津神社も吉備津彦神社もどちらも桃太郎伝説を掲げているため、どちらが正しいのかも知りたいと思っていました。
そこで予備知識を入れようと吉備津神社のHPを検索すると、「三備一宮・吉備津神社」と書いてあり、「三備?」に

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住吉っさんは、摂津国一之宮 住吉大社@大阪

住吉っさんは、摂津国一之宮 住吉大社@大阪

久々の投稿です。
今回は、大阪に遠征してみました。
冬晴れの早朝に、時間があるので思い立って電車に飛び乗り住吉へ。
最近は、なかなか大阪に立ち寄ることのなかったのですが、大阪宿泊というチャンスを活かして、摂津国の一之宮であり住吉大神の総本社へ。
時間の許す限りGo!Go!Go!

御堂筋線で天王寺まで行き、阪堺電気軌道(路面電車)に乗って住吉鳥居前駅まで、ちょっとしたショートトリップ。
大阪市内で

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酒造りの神、松尾大社@京都

酒造りの神、松尾大社@京都

京都観光において東西南北それぞれにたくさんの見所が多くあります。
中でも有名なのが嵐山ですが、渡月橋方面に行かれたならば是非訪れて欲しい神社が、ここ松尾大社です。
京都の四条通の東西、東側に八坂神社、向い合うように西側に位置するのが松尾大社で、お酒の神様を祀る神社として有名な神社です。
平安時代より「皇城鎮護の神」として、都の守り神であり、現在は、洛西地域の氏神として氏子の崇敬を集めています。

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日本最古の大社造 神魂神社@松江市

日本最古の大社造 神魂神社@松江市

神魂神社(かもすじんじゃ)は、出雲国造(いずものくにのみやつこ)の大祖といわれる天穂日命(あめのほひのみこと)がこの地に降り立ち、出雲の守護神として神社を創建し、その氏族が出雲国造として25代まで奉仕したと伝えられている、由緒正しく神秘的な神社なのです。
何よりも社殿は国宝で、現存する大社造の中で日本最古であるというところも参拝したくなる理由の一つです。
さてさて、どんな神社なのかとても楽しみです

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八雲立つ八重垣の宮・八重垣神社@松江市

八雲立つ八重垣の宮・八重垣神社@松江市

伝説の“鏡の池”であなたの恋が占える、縁結びの聖地といったキャッチコピーで出雲神社とセットで参拝するとご利益倍増の神社として、有名になった八重垣神社。
日本神話の八岐大蛇(ヤマタノオロチ)伝説の地であり、素戔嗚尊(スサノオノミコト)が稲田姫命(イナダノヒメノミコト)をお祀りした神社。
そもそも出雲の地名の由来となったココ八重垣神社で、ミーハー気分でインスタ映えを狙って、いざ参拝!

さて松江市街地

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悪縁消除の古社 宇美神社&縁結神社@出雲

悪縁消除の古社 宇美神社&縁結神社@出雲

出雲に来ました。
最近出雲観光が人気で、神様巡り、開運巡り、パワースポット巡りをキーワードにして、旅行雑誌や観光サイトで多くの神社が紹介されています。
記事の中に、八重垣神社や稲佐の浜といった場所は出雲大社とセットで参拝するように紹介されていますが、ココも出雲大社に参拝する前に、宇美神社で悪縁消除の祈願をした後、縁結神社で良縁祈願をされることをすすめる記事を多く見ます。
確かに、過去の悪縁を断ち切

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闇の世界に一礼 揖夜神社と黄泉比良坂@東出雲

闇の世界に一礼 揖夜神社と黄泉比良坂@東出雲

揖夜神社(いよじんじゃ)の「揖」とは一礼を意味し、「夜」とは闇の世界を意味するため、夜(闇)の世界に敬礼する神社ということになります。
また、黄泉比良坂(よもつひらさか)とは、あの世とこの世の境目です。
古事記の中にある伊邪那美命(イザナミノミコト)が伊邪那岐命(イザナギノミコト)を死者の国から追いかけ黄泉比良坂を駆け下り、伊邪那岐命が「ちびきの岩」で黄泉の国の封印をしたとされている場所です。

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石見国一ノ宮 物部神社@島根

石見国一ノ宮 物部神社@島根

出雲地方へ足を伸ばしてみました。
出雲大社を始め多くの神社や古事記などの神話が残る出雲は、ワクワクが止まらない場所です。
そんな中で、石見国の一宮である物部神社を参拝させていただきました。
気軽におとづれた神社でしたが、実は超半端ない神社でした。

国道9号線経由、大田市の市街地より国道375線を三瓶山・石見銀山に向けて川合町へ車を進めます。約15分程で物部神社の標識が現れ、左折。
すぐに神社の駐

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梅の苑・浜の宮綱敷天満宮@豊前

梅の苑・浜の宮綱敷天満宮@豊前

「東風(こち)吹かば にほひをこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな(春な忘れそ)」で有名な菅原道真公が、大宰府に左遷され赴任中に上陸したのがこの地であったことから社殿が造営されたという、綱敷天満宮。ここは、梅の名所でもあります。社殿の周辺には約1,000本の梅が植えてあり、2月中旬から3月上旬にかけて紅梅・白梅が咲き誇り、多くの参拝者を楽しませてくれています。

さて、
春の陽気に誘われて、ドラ

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神の島・青島神社@宮崎

神の島・青島神社@宮崎

今回は宮崎の青島神社です。
みなさんがご存知の宮崎の青島にある神社です。
初めて訪れたときは、青島に神社があるなんって想像もしませんでした。
同様に、湘南の江ノ島に行った時にも同じこと感じたのを思い出しました。
観光スポットである青島や江ノ島なので、風光明媚で華々しい場所だと勝手に思っていましたが、実は神宿る島だったことに衝撃を受けました。
実は、鬼の洗濯岩が島の周囲を囲んでいるため、子供の頃は鬼

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運玉・鵜戸神宮@宮崎

運玉・鵜戸神宮@宮崎

今回は、日向国の鵜戸神宮です。
神宮と言うので、皇室の祖先神を祭神とする神社か、歴代天皇を祭神とする神社、もしくは皇室にゆかりのある神を祭神とする神社のいづれかです。
ここ鵜戸神宮は、皇室の祖先神をお祀りする神社で、天照大御神は初めとする地神五代の神々の5代神である日子波瀲武鸕鷀草葺不合尊(ひこなぎさたけうかやふきあはせずのみこと) (神武天皇の父君)をお祀りしています。
九州には6社の神宮があり

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日向国一之宮・大国主命の都農神社@宮崎

日向国一之宮・大国主命の都農神社@宮崎

大国主命(おおくにぬしのみこと)と言えば、皆さんよくご存知の神様だと思います。
古事記や日本書紀など日本の神話に多く登場し、幼少の頃に絵本で読んだ因幡の白兎の話などでその名前を知っていると思います。
また、大国主命は「だいこくさま(大国さま)」とも呼ばれ、日本各地でおまつりされています。
ところで大国さまは、七福神の大黒天(大黒さま)とは異なることをご存知ですか?

大国さまと大黒さま
どちらも違

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勝ち運と馬の神社・藤森神社@京都

勝ち運と馬の神社・藤森神社@京都

ここ「藤森」は「ふじもり」ではなく、「ふじのもり」と読みます。

今回は、京都の神社です。
あまり聞かない神社かもしれませんが、実はとても有名な神社なのです。

藤森神社は、菖蒲の節句発祥の地として知られ、菖蒲→勝負の連想や5月5日に行われる駈馬(かけうま)神事により、「勝ち運と馬の社」として競馬関係者や競馬ファンからの信仰を集めている神社なのです。
Topの写真にもあるように、とても可愛いお馬さ

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