おじさまと猫
現在、放送中のドラマ「おじさまと猫」。
はい、おそらく20代の方は興味ないですね。
私が今、20代だったら「オー・マイ・ボス!恋は別冊で」に食いつき、このドラマには一切見向きもしなかったかと。
「おじさまと猫」のストーリーは、妻を亡くした「おじさま」が猫を飼い始めるところからスタートする。
飼われる前の猫「ふくまる」はペットショプで売れ残っていて、とても寂しい想いをしていた。
そんな寂しいもの同士が家族となり、日常を過ごし幸せを見つけてゆく。
家族を失った私としてはとっても共感できるところがあって、泣きながら観ている。
「おじさま」が前を向いて新しい生活を送っているんだけど、ふと妻を思い出し
「どうして(居ないの?)…。」
と悲しんでしまうシーン。
分かる…!
私は子供の頃から、TVや世に出る歌謡曲は「男女の恋愛」ばっかりだなあと思っていた。もっといろいろ感情や感動はあるのに何で題材にしないんだろう?と疑問だった。
大人になって、「恋愛感情なら分かりやすいから皆が食いつき、お金になるから!」ということなんだろうな、と理解したが、こうして「おじさまと猫」のような喪失感・寂しさを扱った作品がドラマ化されると多様性を感じることができて嬉しい。
ふっと、寂しさを感じることがある方におすすめです。
まず、お仏壇にお供えしてご先祖さまに「子孫が〇〇様からこんなサポート頂けるようになったよ!」と報告し、一族で喜びます。