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杏文馨の有料記事あれこれ

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ふふっと笑いたい→NEW「まっすぐ行って、右です」「オカンとゾンビダンス」「アイ・エイト・スパゲティ」「小籠包を昼食に」。へえ〜と驚きたい→「0%から1%を可能にした直感」「私が…
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アイ・エイト・スパゲティ

私は大学では美術史を専攻した。 外国語の単位を2カ国、取らないといけなかったので英語とフランス語の授業を受けることにした。 他の学生も、基本的に英語を取り、あとは好きな国の言語を選択していた。 中には、「大学でやっと英語とオサラバできると思っていたのに…。」としぶしぶ授業を受ける子もいた。 そんなことはお構いなく、無茶苦茶厳しい英語の先生がいた。 白人で青い目にグレーがかった明るい髪色をしている50代位の男性の先生。 もちろんネイティブスピーカー。イギリスから来てい

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店長が神だった

会社に勤めていると、上司の人柄と仕事の能力は重要だ。 仕事は出来るんだか知らないけど、コイツめちゃ性格悪いんだよな…という上司の方が多かった。 彼らは権力を振りかざし、私生活のウップンを職場で晴らすことが多々あった。 部下の私たちはそういうのが分かっていたが、我慢の一択で接しなければならない。ほとんどの「上司」にあたるヤツがそんな人たちだったが、数名、 「神…!」 と思えるほど素敵な上司もいた。 今回は大学生の時にバイトをしていたカフェでの神店長の話をしようと思う

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私が鵜であなたが鵜飼

2015年、秋の初めだったろうか。 私は当時履いていたAIGLEのレインブーツに代わって、新しいレインブーツを探していた。 AIGLEブーツは本来、乗馬用だったが可愛いので雨の日に履こう!と雑誌で掲載されて「レインブーツ」なるものを流行らせた先駆け的存在だった。それまで可愛いレインブーツは販売もされていなかったからだ。 雨の日に足元が濡れるのがイヤだったので購入した。 しかし、ひざ下すぐのロング丈なので、歩くとき「ひざカックン」をされているようにブーツが膝裏をクイッ、

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