「来年も着られる服かどうか」を見極める方法
あなたが新しく服を買うとき。
「これって来年も着られるかなあ…？」
なんて迷うこと、ありませんか？
定番のデニムですら
全体のシルエットから股上の深さ、
丈感、色落ち具合、すそのちょっとしたあしらいなど
毎年少しずつ違うのが服というもの。
「流行は必ず回ってくる」とは言っても
全く同じものが回ってくることはありません。
来年着られるかどうかなんて
神のみぞ知るとお思いかもしれませんが
買う前に誰でもそれが分かる方法がひとつだけあるんです。
「来年着られるか」は一発で見抜ける！
このように
ちょっぴりトレンド要素が入っていたり
年齢的にどうかな、とか
気分的にイケるかな、とかが
主な迷いの要因だったりするのですが
結果から言うと
そんな時の判断材料として役立つのはたったひとつ。
“来年ですら着ないかもしれない服は買うな”です。
ファストファッションが流行してから
私たちの感覚は一種の崩壊を経験しました。
「服は安く買えるもの」
「トレンドものは1年着倒して手放す」
「着なくなったら捨てればいい」
など
私も実際にそれと似たようなことを
たくさん文章に起こしてきました。
…得体の知れない小さな違和感を抱きながら。
けれどここにきて
やっぱりそれって、少し違うことに気づいたんです。
本来おしゃれってお金がかかるものだし
服ってそんなにたくさんは着こなせない。
だって体はひとつだし
そもそも“長い付き合い”が前提でないと
自在に着回したり
自分自身を素敵に見せる“こなし方”なんて
分かるはずがないからです。
服は、育てるもの
それなのにトレンドを偽物で消費して
「あれってもう古いよね」といって服を捨てるのは
なんだか違う。
服は買ったら育てるもの。
人間関係と一緒で
出会った時と
付き合ってみてから
そして深い仲になってからは
そのあり方が変わっていくように
服も、買ったら育てる。
自分も歳をとるから
正確には一緒に成長していくものなのかもしれません。
だから数年同じ服を着回していたとしても
年齢によって着こなしが変わったり
見え方が変わってきて
新鮮さはキープしつつ
自分のスタイルそのものになってくれるのですね。
育てているからすぐに捨てたくなんてならないし
結果、無意味な断捨離を重ねる必要もなくなるはずです。
「来年も着られるかな」なんて不安になるようなら
その服はいらない。
トレンドや流れが変わっても
「絶対にどうにかして着こなしたい！」
そう思える服なら、買いです。
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