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カッパドキア!

イスタンブールからレンタカーで7時間のカッパドキアは、アナキン・スカイウォーカーが育ったタトゥイーンでした。

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欧州住み2.5人含む自由すぎる5人なのでツアーには参加せず、ステイした洞窟ホテルから「なんとなくあっちの方」を目指してウォーキング開始。

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ふつうの民家に迷い込んだら、パンが干されてました。

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まずはギョレメ野外博物館。ローマ帝国がキリスト教を迫害していた4世紀頃この地に逃れてきたクリスチャン達が修道院として使ってた場所。フレスコ画が書かれた教会があったり食堂があったり。ビザンチン様式の宗教画って聖母マリアのイメージが強いのだけど、ここにはマリア像がゼロ。東ローマ帝国というかギリシャ正教だから?

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その後は、Rose Valleyへ。すでに数時間歩きっぱなしだったので、野外博物館からはタクシーで。駐車場のところからの眺めだけでも絶景で怖かったのに。山頂というか岩の頂にたなびくトルコ国旗を見つけて「あそこ行こう!」と言い出す強者メンバーが。

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まじかー無理だって~と言いながら。途中までね、と言いながら。




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結局、高所恐怖症1名を除く4名が登頂に成功。めっちゃ気持ちよかった。

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某アジア系おばちゃんグループのけたたましい話し声も聞こえず。風だけの静寂な世界。全員で黙って堪能しました。

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しかし。このままでは終わらないのが旅慣れメンバーのすごいところ。帰りは違う道で行こう。きっとあっちの方向いけばだいたい大丈夫だよ。という無茶ぶりで、太陽の方角だけを頼りに移動開始。

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上からの眺めとは違って、洞窟群の中を降りて歩いていくのは、それはそれで楽しく。と思ったら道が消え。草をかき分けていったら絶壁で後戻り。えーあんなに歩いたのに~。道がないー。

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すごい梯子が出てきたので、これも登ってみたらChurchの看板が。「いや帰りたいんだよ私達は~」と言ってると橋が出てきた。これは、取りあえず覗かないとダメなやつだよね。と中に入ってみた。すると・・・




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神殿でした。私達だけの大発見。リーダーの無茶ぶりに感謝。観光地化してなくて手つかずの。11世紀か12世紀か6世紀か。信者の人達が神様に近づきたくて祈りの場所を一生懸命作ったのかと思うと。思いの深さを感じます。


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その後も、何度も迷ってイタリア人のお兄さんに道を聞いたら「どこから沸いてきたんだ君たちは」的に驚かれ。でも彼も英語が少し話せるだけで。フランス語と英語と(ほんの少しのスペイン語)の私達5人とは詳しい話しもできず。なんとか町に戻ってきたときにはすでに夕方。みんなよく運動しました。ビールが美味しかった~!

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翌朝はホテルの屋上から気球を眺めました。1人300ユーロとか払うのも悔しいしバカバカしいし。前日に、もっとすごい体験したし。ベシクタシュの気球も発見したし。

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洞窟ホテルも快適で、本当に楽しかった。カッパドキア良いところです。

ただ唯一残念だったのが。






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こういうお店がいくつかあったこと。ハングルオンリーのお店もあった。中華料理や韓国料理のお店があっても良いけど、看板はトルコ語か、せめて英語で書こうよ。カッパドキアの壮大な雰囲気を壊さない店構えにしようよ・・・。ちなみに、初日にご飯たべたところのオーナーは、「カッパドキアに最初に来てくれたのは日本人なんだ。米国人も中国人も、ここ10年ぐらい」って言ってました。もちろん観光客という話し。