オレポジ報告 23年5月第4週

オレポジ、先週比-$59,759、年初来-$65,756 (-13.1%)。5%の金利でも景気が十分抑制されず、インフレ高止まりが続く(→Fed再利上げ)との懸念が増し、国債↓ドル↑ゴールド↓のトレンドが更に強まった。結果、今週に引き続いて大きくマイナス。

SVB破綻直前のパウエル議会証言時につけたピークに対して、各期間の金利の現在位置を見ると、1年と30年がこのピークを超えた。2年と5年は落ち込みが激しかった分上昇も急だが、まだピークより下にいる。まだ上昇余地があると言うべきか。

SR3(SOFR 3ヶ月先物)を眺めると、今年末から来年前半にかけての短期金利は、わずか3週間前と比較して0.25% x4回分も上昇しているのが分かる。恐ろしいスピードである。

とはいえ長期は相変わらず4%が節目だろうと思っている。30年は比較的安定しているように見えるが、果たしてこの水準で止まってくれるのかが、ZBを大量に持っている身としては重要だ。チャート的には何とも言い難い感じだが…

6E(ユーロ)もGC(ゴールド)もほぼ同じうねりをしている訳だが、ゴールドに関しては、かろうじて上昇トレンドが維持されているように見える。

債務上限歌舞伎のおかげで短期的なボラが心配だが、まぁ何とか乗り越えるしかない。

AI花火が炸裂し、NQは更に垂直上昇。ESは大したことないが、それでも$4200を越えて終わった。

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