オレポジ報告 23年7月第4週

オレポジ、先週比+$5,792、年初来-$79,140 (-15.7%)。

水曜日のFOMCは想定通りほぼ無風だったが、木曜日のGDPその他の統計はどれもリセッションからほど遠い数字。米国債は終日下げ続け、ドルは上昇した。この動きには、夜の日銀発表を見据えた部分もあったはずだが、事前の日経リークから実際の発表を受けた動きは弱く、底を打った後はむしろ、木曜日のカウンターに近い感じになった。

おかげで木曜日は、米国債先物を筆頭に大幅赤字を食らったが、金曜日に回復して、今週はプラスで終わった。

ZB(30年米国債)は$124の攻防というところ。利回りで言うと4%を微妙に超えた感じ。ソフトランディング期待に加えて需給バランスの動向から、年後半にかけて利回り上昇圧力がかかるという向きもあるが、微妙にジリジリ上がるのが、ポジ的に一番都合がよいかも知れない。

GC(ゴールド)は、木曜日に$30弱急落はしたけれど、しぶとく耐え切ったと思う。Fedが利上げ停止してインフレ低下を待ちながらタイトな政策を維持している時間は、実質金利が一番高くなるはずだが、その状況でこれということである。次のフェーズに入った瞬間に急上昇するのではないだろうか。ということで、ゴールドに関してはポジションブレまくっているけれど、やはりロング気味にしておくべきだろう。

最後に株。まぁソフトランディングというならそうなのだろう。12月限の4700CALL買い/4800CALL売り/4200PUT売りを12枚追加。ポートフォリオ全体のデルタは枚数換算で+2.6

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