【映画感想】プロメア
はじめまして!あんなと申します!
先日、好きなアニメーターさんが作画監督として参加されていたことがきっかけで、「プロメア」という作品に出会いました。
言っちゃえば、いままで生きてきて見た映画の中で一番感動した作品でした。
こんなに周りの音が聞こえなくなったのは初めてです!!
●感想(微ネタバレかも)
まず、この映画のスゴいところは、視聴者を感情移入させる力を持っているところです。
まず、プロメアの魅力の一つと言っていいほど、やっぱり作画が本当に凄かった。
プロメアの監督である今石洋之氏は、プロメア制作終盤に『スパイダーマン:スパイダーバース』をご覧になったそうで、中でも3Dの使い方に背中を押されたそう。
今回プロメアでも、作画と3DCG二刀流でやられていました。サンジゲンの3DCG技術、恐るべしです…まじで…
ですが、やっぱりCGと作画の融合は難しかったよう。
なのでプロメアでは、リアルで複雑な描写を避け、四角や三角などの簡単なデザインで構成し、あえて情報を減らすことで、CGと作画を自然に融合させていました。
プロメアの戦闘シーンはカメラワークも良くて、記事の通り、その空間にいるかのようにテンションがあがります。今回ロボットスーツでの戦闘が多かったですが、情報量が比較的少なく、収集がつくので見やすいです。ロボットスーツのデザインも超カッコいいです!!
プロメアは作画だけでなく、ストーリー構成、声優陣の演技面でもど迫力です。
バーニッシュとそれでない人間がいる地球で、突然変異でたまたまバーニッシュになってしまった彼らのみ迫害されてしまう。
まず、このお話には悪役がいないんです。ガロとリオは、人を助けたい、バーニッシュを救いたいという善で、クレイもまた、地球の未来のためにという善。
典型的な善悪同士の戦いではなく、善同士の戦いだからこそ、ここまで絶大な評価を得てヒットしたのだと思います。
声優陣の演技面については、全員役柄に合っていてとても良かった。特に堺雅人さんが本当に凄かった。
堺雅人さん演じる、クレイ。
本当に圧巻でした。善良な感じだけどどこか怖さを感じられる、堺雅人さんの声にピッタリのキャラクターな気がしました。終盤の演技には鳥肌立ちっぱなしでした。
ちなみに、プロメアは劇中歌も魅力的で、戦闘シーンをよりカッコよく仕上げてくれています。
プロメアは完全オリジナル作品なので、事前知識無くても観れるので、躍動感あるアニメが好きだったり、メカ系好きだったりする方に超オススメです!!
各サブスクにて配信されているので、ぜひ一度、観てみてくださいね!
それでは、おやすみなさい💤
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