絵を描くのが辛いのは、仕事化のせい?
イラストを描いているとたまに、趣味でなく仕事のような気持ちでやっていることに気付きます。
つまり、楽しいから描いているはずなのに、評価や完成度を異常に気にすることが多くなってしまうということです。
もちろん、上手くなりたい気持ちはあります。だからといって、苦しいだけにはしたくないところです。
そこで、描くのが辛くなってしまう仕事化現象について記事を書いていこうと思います。
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** 仕事化とは?**
絵で食っていく人と同じスタンスで絵を描いてしまうのを、個人的に仕事化と呼んでいます。
「このイラストはいいねが少ないから、改善すべき。」
「まだ上手くないから、練習を増やして、とにかく量をこなそう」
こんな感じでなぜか、仕事のように追い込まれてしまうのが仕事化です。
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** なぜ仕事化してしまうのか?**
あくまで推測にはなりますが、内発的動機付けから外発的な動機付けに変わってしまうのが主な要因だと考えています。
内発的動機付けは、お金のためでもなく、評価のためでもなく、純粋に好きな気持ちによるものです。
一方、外発的な動機付けは、何かのためにという面が大きいのが特徴です。例えば、絵が上手くなってイラストレーターになるなんていうのは、外発的な動機付けなんです。
絵を描く目的が、内発的動機付けから外発的なものにすり替わることで、仕事化は起きてしまう気がします。
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** なぜ外発的な動機付けにすり替わるのか?**
で一番大事なのが、外発的な動機にすり替わるってしまう要因です。
おそらく、「好きなことだけで生きる」という思いが強すぎることが理由です。
なぜなら、この考えが強いと自然と、好きなこと=仕事となるからです。そうなると、自然とお金などについても考えてしまうようになります。
もちろん、好きなことを仕事にできれば何の問題もないのですが、趣味として仕事の合間に楽しむのもアリだと思います。
で、後々実力がついてきたり、余裕が生まれてきたら、本格的に仕事にするというのも一つのアプローチの仕方です。
大事なのは、楽しい気持ちや好きだという思いを保ちことです。
** そこに評価はあまり関係がありません。そして、そういうスタンスの方がメキメキと上達していると感じます。
努力は夢中に勝てないなんてツイートがありましたが、おそらく間違ってはいないと個人的には思います。**
(かく言う僕は、評価気にし過ぎて、ツイッター見るたび一喜一憂してしまっている人間ですが、、)
** まとめ**
絵を描くのが辛いと感じた時、仕事のように考えていないか?振り返ってみるのがおススメです。
もし仕事化していた場合は、一度初心に帰り、内発的動機を確認する。そうすることで、モチベーションを回復できます。