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イライラは体調に左右されるよという話

今朝の『あさイチ』でイライラ解消法の特集してましたけど、あまり目新しいものはなくて、ちょっとネット検索すれば出てくるような内容。もうこの手のネタは出尽くした感じがしますね~。

ふと考えてみる。
イライラって外的要因が原因だと思われがちだけど、よーく考えてみると「イライラする」と感じるのは自分自身がそう受け止めているだけなのよね。

イライラする対象がいたとして、それを見た人全員が同じイライラするわけではないんだよ。人によってはなんとも思わない人もいるし、ものすごく激昂する人もいる。ということは、イライラは外的要因じゃなくて感じる側の問題なんだなと。

そう思うようになったのは、自分が甲状腺の病気になったことや、女性として生理を経験してきたことを思い返し、今になってようやく気づけたこと。

もちろん、誰もが許しがたいようなイライラもあるけれど、だいたいは自分のコンディションに左右される。その証拠に毎月の生理のリズムと体調の変化で感情の波がすごいじゃないですか。無条件に気分が良くなったり悪くなったりするのも女性ホルモンの波だし。甲状腺機能も同じで、機能亢進していると仕事は早くなるけどイライラMAX、機能低下でたちまちポンコツになる。

テレビやネットで紹介されるイライラ解消法はあくまでも方法を試す前に、まず自分のコンディションをみようよねということ。

イライラを感じやすい自分のコンディション、体調の変化、栄養、寝不足、ライフスタイルの変化や加齢、ストレス、全部「自分自身の体調」に左右されるから。

私が甲状腺の病気、最初は甲状腺機能亢進症という状態になり、これもストレスを抱えた状態から発症したと思っているし(現にストレスフルだったし、月日を遡ると加齢による鉄分不足や栄養不足も起因していたことから、徐々に病気になっていったと思われる)、甲状腺亢進状態になるとずっと気がたって焦燥感が半端ない。とにかく目に入ることすべてがイライラするようになるんです。もうこれは自動的という感じでしたね。

そこから治療をして甲状腺機能低下状態になると、今度は本当にあらゆる機能が低下するので「イライラできない」。例えば、イライラする対象が目の前にいても、以前は速攻でイライラしたのにイライラしない。そのくらい体の状態に支配されていたんだなとわかったのです。

体が元気になってきた今でも、イライラするときはたいがい糖質過多か鉄分不足、女性ホルモン不足。注意するだけでかなり変わることもわかってきました。

イライラだけでなく、あらゆる感覚が「体の状態」に支配されていて、その感度が左右されていくんですよ!

イライラ解消法の前に、まず自分の体調をよく見ること、知ること。そのあとに世に紹介されている解消法をプラスしたらいいのだと思うの。

なので、イライラする~~という人は、今の年齢やストレス状態、健康・栄養状態、糖質過多、鉄分不足、女性ホルモン過剰または不足、甲状腺機能の異常あたりをまず疑ってみて、そこにプラスして運動や解消法を加えればいいと思う。男性は生理はないけれど、一番はストレスと栄養過多、運動のしすぎ、肝臓負荷(ストレスやお酒による)、甲状腺機能など、やはりコンディションをみることが大事かと。

自分のコンディションを見ないまま、解消法ばかりやってても根本解決にならないよという話です。

ぶっちゃけ、最近流行りのマインドフルネス(瞑想)も自分でやろうとしましたがありますが、体調悪いとそれすらできないし、逆にストレスになったりする。こればっかりは人によりますが、なにかストレスがあるならその根本を見直していくことが一番必要かなと思っています。




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