日記・39：勇気

無事に一日が終わった。
寝ている子供達に布団をかけ一息つこう。
今日は市内から妹が様子を見に来てくれていたようだ。
二人に洋服を買って来てくれていたので、さっき電話でお礼を言った。

「お兄ちゃんも大変やけど、からだ壊さんようにせなんたいね、また来週でもそっち行くけん」と、励ましてくれた。

仕事場への行き帰り、生きる、とは何なのか考えた。
片親であることに引け目などは全く感じない。
強がりに聞こえるかも知れないが、自分の生きる大きな目標や意味を日々考えることが出来るから、おれは幸せなんだと思っている。
人の10倍、20倍頑張り、たくさんの苦労を味わい、たくさんの幸せをこの子供達にプレゼントしたい。
盾となり、壁となって子供達を守り、
天国の妻にニッコリ笑ってもらいたい。

妻と出会って幸せだ。
こんなに大切な気持ちと、子供に恵まれ、もう一生分の幸せをもらった。
今度はおれが頑張る番だ！