人生とは雪だるまである。どこに雪だるまを動かすかで人生は決まる。


なぜ人によって人生に差がひらくのか?

学生の頃は仲が良かった友人が久しぶりに会うと、自分とは全く違うキャリアを積んでいた、そんな経験はないだろうか?

どうして小さい頃育った環境は同じだったにもかかわらず、社会人となってからはこんなにも差が開いてしまうのだろうか?

人生はエレベーター方式ではなく、雪だるま方式である


一昔前だとあそこの会社に入社することができたら、時間とともにエレベーター方式で出世することができると言われていた時代もあっただろう。

しかし、実際はエレベーターのように上に上がるのではなく何かを積み重ねた結果ってだんだんと大きくなっていく雪だるま方式である。
あなたは雪だるまを作ったことがあるだろうか?
雪だるまはと小さいがだんだんと転がしていくと表面積が大きくなる。その結果、一回りで吸着することができる雪の量は増えるのである。

それはまるで人生に似ている。人生は小さい頃の差はなかったかもしれない。けれども、どこに雪だるまを転がすかによってその雪だるまには色がつくかもしれないし、もしくは綺麗な。になるかもしれない。そしてその転がした期間が長ければ長いほど大きくて立派な雪だるまとなるのである。


今手元にある雪だるまを手放したくないならば置いておけ

しかし、転がすのはとても簡単なことではない。さらにある程度大きくなればなるほど、雪だるまを1回転させるには大きな労力が必要となるそうなってしまうと、他の人が羨ましくなったとしても、自分の手元にある雪だるまを手放すことができなくなってしまう。

そういう場合にはどうしたらいいだろうか。答えは簡単だ。その雪だるまをただそこに置いておけばいいだけである。あなたはもう1つの雪だるまを若い頃から少しずつ成長させて転がしてきているだとするのであれば、その雪だるまは決してなくなることはないならば、これ以上転がすことがなくてもそこに存在するのだから安心して新しい雪だるまへと着手をすればよい。
だが、しかし何事も新しいことをやる時には人は抵抗を感じ。なかなか動こうとしない。それは一体なぜだろうか?

雪だるまを手放したところで腰が動くとは限らない

考えても見てほしい。雪だるまを動かすには体が必要である。年を重ねれば重ねるほど、その体が重くなってしまうのである。
今回はその中でも体のことを腰にフォーカスして話していく。
腰が重い状況はどのようにして起こるのだろうか?
①入り口を狭く見てハードル上げてしまっている
②でかい雪だるまを押そうとしている
③最初の坂は上り坂である

①入り口を狭く見てハードル上げてしまっている


私が友人に新しいことにチャレンジしてみようよという風に提案したことがある。するとその友人はこのように答えた。私、そんなにセンスないしできるわけないよ、と。
何かを始めようとする時、その新しいことに対して完璧にやらなければいけないや。こんな私がそれをやれるわけがないというふうに想像以上にハードルを高く持ってしまうことがある。

だがよく考えてみても欲しい。実際にそれを学んだり、新しく経験する際には完璧にできる人は果たしてやる必要があるのだろうか?完璧にできず、これから成長していきたいからこそ、学ぼうとするのではないだろうか?
あなたはおそらく足し算をすることができるだろう。だが、しかしもう一度足し算学ぼうよと言われた時になんと答えるだろうか?
「もうできるから必要ないよ」と答えるのではないだろうか?
新しい挑戦は新しい学びとなる。それを自らがハードルをあげて挑戦しない入り口を作ってしまうのはもったいない。 

②でかい雪だるまを押そうとしている


一方で誰かがやっていたから、私も挑戦してみようと始めたとしよう。その場合にはうまくいかないことが多い。なぜだろうか?それはあなたが見た雪だるまが地道に作り上げた。大きな雪だるまだからである。それを一番最初から押そうとしても重くてびくともしないだろう。
人生がもしもエレベーター方式であれば、おそらくそのエレベーターに乗っただけで、簡単に目的地にたどり着くことができたのかもしれない。しかし、実際には雪だるま方式である。だとするのであれば見る雪だるまには注意する必要がある。
あなたが見た立派な雪だるまは時間をかけられて作られた。今あなた自身が挑戦しようとして見るべきというところはその立派な雪だるまが作り上げられる。一番最初の部分である。しかし、これを間違えてしまうと、何かに挑戦してもうまくいかないと自分を責めてしまったり、もしくは自分は何をやってもできないとネガティブになってしまう。ここで重要なのは自分ができるかできないか。ではなく、自分がどの部分の雪だるまを押そうとしているのかを見極めることである。
このコツをつかむだけで一気に人生を損しなくなる。

③最初の坂は上り坂である


ここまでを実践して、おそらく小さな雪だるまから開始することはできるかもしれない。だが思った以上に雪だるまが軽いはずなのに、思うように進むことができないということは多い。それは一体なぜだろうか?実は最初の坂道は上り坂であるからだ。上り坂となると体にも負担がかかる上に雪だるまが大きくなればなるほど自分にその体重をのしかけてくる。
じゃあここで忘れてはいけないことは登った。後には必ず下り坂が待っているということである。しかもそれは急であればあるほど待ち構えている下り坂はより急であり、スピードを上げるということである。
せっかく作り始めたと雪だるまを見合い、待っている。下り坂を経験せずして手放してしまうのはもったいない。最後のこの原則を頭に入れて、なんとか登り坂を上りきってほしいと思う。

早く雪だるまを作り始めろ


今現在新しいことにチャレンジしようと思っていても、気になるのが開始する年齢である。もう10歳。若ければ私はやったかもしれない。というのは簡単だが、実際今現在が一番若く。脳は柔らかく。そして、雪だるまは小さいだとすれば今が一番起動修正しやすい時期であると言える。

雪だるまを作り、出す時にはそれが一番難しいことであり、一度動かしてしまうと感性の法則で簡単に動いてくれる。そして形が丸いから押すことによって雪合だるま自身も動いてくれるのである。

だとするのであれば、今一番若いからこそ体力があるからこそ、新しく挑戦してみたいこと、やってみたいことに対して体を動かして、そして人生を豊かにしてみてはいかがだろうか。


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