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【後攻型】無人ダイナ【一門杯3位】

更新履歴
2020/10/07:チャンピオンズリーグ横浜の結果を受けデッキレシピを更新しました。

こんにちは、安城新撰組のとしぞうです。

チャンピオンズリーグ横浜の1週間前になりましたね。またチャンピオンズリーグ横浜が終わったあとは、すぐにシティリーグシーズン1が始まります。
みなさん、デッキは決まりましたでしょうか。

私は前回の横浜大会(2018チャンピオンズリーグ横浜)では、盾を獲得しているので、2連盾を目指し、チームメンバと鋭意練習中です!!

昨日は、「第7回 よつぎ一門杯」に参加してきました。
「第7回 よつぎ一門杯」、チャンピオンズリーグ1週間前ということだけあって、愛知、岐阜、三重の名だたる強豪プレイヤーがたくさん参加していました。(参加人数:121人)

今日は、そこで3位になった「無人ダイナ」を紹介させていただきます。

「第7回 よつぎ一門杯」までの環境は、コズガ、三神ザシアンの2強!!
twitter上でも、その2強に対し、どうやって対策をうつかが話題になっていました。

「第7回 よつぎ一門杯」のデッキ分布をみると、思ったよりコズガが少なかったのが印象的でした。クワガノンを採用した雷が一番多く、次に三神ザシアン、その次に、ムゲンダイナ、コズガと続いていったようです。
(詳しくは、よつぎ一門さんがデッキ分布をきれいにグラフにまとめて公開していますので、そちらをご覧ください。)

最終的に勝ったのは「ありぽけくん」の使用する「無人ダイナ」でした。
私は、惜しくもその「ありぽけくん」に準決勝で負けてしましましたが、私も「無人ダイナ」を使用し、3位になることができました。

当日「ありぽけくん」と、少しデッキの話しをしましたが、デッキに採用しているカード、コンセプトが、結構違っていたのは、とても興味深かったです。

私の使った「無人ダイナ」は、後攻型の「無人ダイナ」になります。

当日の成績は

予選スイスドロー
勝ち:コズガ(後攻)
勝ち:エースバーン(後攻)
勝ち:ピカゼク(後攻)
負け:爆発マルヤクデ(後攻)
勝ち:三神ザシアン(後攻)
勝ち:ネギガナイトセキタンザン(後攻)

決勝トーナメント
勝ち:コズガ(後攻)
勝ち:爆発マルヤクデ(先攻)

準決勝
負け:ムゲンダイナ(後攻)

三位決定戦
勝ち:ムゲンダイナ(後攻)

後攻型とうたっているだけあって、10戦中9戦が「後攻」です。1戦はお相手がボルケニオン採用デッキだったため、じゃんけんに負け、後攻をとられてしまいました。
戦績は8勝2敗、環境にいるであろうデッキと対戦し、まあまあの好成績をおさめることができたかなと思っています。
弱点をつかれるネギガナイトセキタンザンにも勝つことができ、十分戦える感触を得ることができました。
また、当日、ピカチュウVMAXメインのデッキとはあたりませんでしたが、地元ジムバトルで対戦したピカチュウVMAXには3戦全勝と全て勝っているので、対戦相性は良いと思います。

ここからは具体的なデッキ紹介に移っていきます。

内容は

・当日使用したデッキレシピ
・なぜ後攻型か(先攻型のメリットと後攻型のメリット)
・後攻型「無人ダイナ」の主なカードの採用理由
・後攻1ターン目に目指す動き
・改善点
など

になります。

興味がある方は読んでいただけると幸いです。

当日使用したデッキレシピ

画像1

デッキコード:VVkkVF-JzllVr-5FwdkF

なぜ後攻型か(先攻型のメリットと後攻型のメリット)

先攻型のメリットと後攻型のメリットをあげてみました。

先攻のメリット
・先攻2ターン目から攻撃できる(上振れれば先攻2ターン目に280を超えるダメージを出せる)
・先行1ターン目に無人発電所を貼ることができる(相手のデデンネGXでの展開をとめれる)

後攻のメリット
・後攻1ターン目に、アローラニャースの「でばなをくじく」で70ダメージ与えることができ、さらにベンチのムゲンダイナにエネルギーを付けれる
・もしくは、ムゲンダイナの「パワーアクセル」で1ターン目から場に2枚エネルギーを貯めることができる
・サポートが使えるので、先攻に比べエネルギーを貼れないということが少ない
・サポートが使えるので、ポケモン一体しかでず、頓死することが少ない
・じゃんけんに負けても、後攻になれることが多い

「無人ダイナ」は「ムゲンダイナ」とは異なり、無人発電所やリセットスタンプを多数採用しており、スピードが少し遅くなることもあって、なかなか先攻2ターン目に280を超えるダメージを出すのは難しく、後攻型のメリットのほうが大きいと判断し、後攻型を選ぶことにしました。

後攻型「無人ダイナ」の主なカードの採用理由

スーパーボールでなくポケモン通信を多めに採用している理由

後攻1ターン目にやりたいこと、「アローラニャースの「でばなをくじく」で70ダメージ与える」もしくは「ムゲンダイナの「パワーアクセル」で場に2枚エネルギーを貯める」確率をあげるためです。
スーパーボールは7枚のうちのポケモン1枚を持ってくる効果のため、そのときに必要なポケモンが当たるとは限りませんが、ポケモン通信は手札にポケモンがいればピンポイントで必要なポケモンを持ってくることができます。このデッキは、デッキの3分の1がポケモンであるため、ポケモン通信のほうが強いと判断しました。

マリィでなくネズを採用している理由

同上。
ネズ1枚で、前に出たムゲンダイナをハイド悪エネルギーで後ろに下げ、アローラニャースを前に持ってくることができます。残ったボール系のカードでクロバットで展開していくのが、とても強い動きです。

無人発電所3枚

いまの環境にとても刺さっていると思います。
デデンネGXで展開するデッキが多く、またミュウミュウGXも虎視眈々と、頂点復帰を狙っています。
また、なにより、コズガのオドリドリGXを止めれるのがとてもえらいです。
また、ピカチュウVMAXに入っているゼラオラGXや、マルヤクデGXに入っているマルマインGXを止めることができたことは、デッキを組んだときはあまり考えていませんでしたが、対戦中に気づくことができました。

リセットスタンプ3枚

マリィを採用していないため、代わりにリセットスタンプを多投しています。
コズガ対策で入れましたが、結構強かったです。
3枚あることで、ここで絶対打ちたいといった時に打つことができます。
またマリィと異なり、サポート権を使っていないので、合わせてボスの指令や博士の研究を使うことができるのも強いポイントです。
あと、対戦相手は2枚見えたときに、もうリセットスタンプがないだろうと、リセットスタンプをケアを意識しないプレイングになるのも、よいところかなと思います。

相手がサイドをとったら、リセットスタンプと無人発電所で、相手の動きをとめます。
自分は、博士の研究やクロバットでどんどん展開していく、またボスの指令でベンチのポケモンを引きずりだしてやっつけることをしていきます。

ツールスクラッパー

主に大きなおまもり、フライパンを剥がすために採用しています。
デンジャラスドリルとどちらかを採用するか迷いますが、博士の研究型、パソコン通信型のため、捨てれるポケモンは手元に来ないかなと思って、ツールスクラッパーを採用しています。
しかし、デンジャラスドリルは、特殊エネルギー、混沌のうねりを割れるメリットがあるため、十分に検討の余地が、あります。

カウンターゲイン

エネルギーゼロから巻き返せるのは強いです。
あるとないとでは違うので1枚は採用したいカードです。

その他のカードの採用理由は、通常のムゲンダイナと同じ理由です。

後攻1ターン目に目指す動き

①アローラニャースの「でばなをくじく」で70ダメージ与え、さらにベンチのムゲンダイナにエネルギーを付ける
②ムゲンダイナの「パワーアクセル」で1ターン目から場に2枚エネルギーを貯める

①②のどちらも強い動きです。
基本的に、1ターン目にはどちらかを目指す動きをしていきます。

どちらを選ぶかについてですが、

シラーチなどHP70のポケモンが前にいる場合、または、VAMXに進化するVポケモンがバトル場にいる場合は、①を選びます。

それ以外の場合は②を選びます。

改善点

ポケモン入れ替えを削っているので、状態異常(特にマヒ)に弱いです。
ここが一番の改善点かなと思います。
ポケモン入れ替えを入れたいのですが、何を削るべきか、難しいところです。
スーパーボール、回収ネットが候補かなと思っています。

最後に

結構、いい感じに仕上がった「無人ダイナ」ですが、私は、チャンピオンズリーグ横浜は、まだ何を使用するか決めていません。
無人ダイナが活躍したことで、エネルギー破壊カードが見直されるかなとも思っています。
また、個人的には、マッドパーティーは好きなデッキで、充分にやれるかなと思っています。

あと1週間、まだまだ環境が、動いていくと思います。
tier1と言われているデッキが優勝するのか、はたまた全く新しいデッキが優勝するのか、2021シーズン横浜大会、本当に楽しみです。

最後に、購入いただき、ここまで読んでいただきありがとうございました!!


2020/10/07追記
チャンピオンズリーグ横浜の結果を受け、また公開されたデッキレシピを参考に、デッキレシピを更新しました。

デッキ名は「後攻型 ジンンダイナ」です。

画像3

デッキコード:XESpyU-ju42Rz-SpMpyM

基本コンセプトは変わっていませんが、枠をあけたかったので、回収ネットを4→0、ジグザグマ3→2に枚数を減らしました。デスカウントGXの40ダメージは、「かんしゃくヘッド×4」ではなく、「パワーアクセル+かんしゃくヘッド」または「くもんのさけび」でのせるプランで考えています。

マッドパーティー・ザマゼンダ対策として、ミカルゲを採用し、ヒエクのアタッカーを増やしました。

セキタンザンが増えたため、ウィークガードエネルギーを2枚採用しました。

状態異常に強くするため、ポケモン入れ替えを採用しました。ただ、セキタンザンが増え、雷が減りそうなので、採用枚数は2枚にとどめました。

エネルギー破壊に対抗するため、またミラー対策のため、2枚目のカウンターゲインを採用しました。

まだ1枚枠が余ってたので、バトルポケモンを風船で逃げれなくするため、また相手の逃げる要求値をあげるため、2枚目のアブソルを採用しました。
ただ、ここは自由枠かなと思っています。3枚目のポケモン入れ替え、基本エネルギーでもよいと思います。