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サボりのカロリー。

よく占いとかで「あなたは自分が好きなことには熱中するが、そうでないことにはまるで無頓着」みたいなことが書かれていて、アホっぽいなと思う。

アホっぽいのは占いじゃなくて「私、それ〜。当たってる」と言う人の方。

そんな当たり前の言いぐさに何を納得しとるのか。人類全般、そうに決まってるわ。

というわけで、俺もご多分に漏れず「そうでないこと」はサボる方です。ただし、それではマジで生きていけないので、サボっても生きていける方法をモサクしてきたんですね。ヘイヘイホーとか歌いながら。

誤解されがちなんですがサボりと勤勉の労力を比較したら、サボり解決のほうが確実にカロリーが上回ってるんです。カンニングの小道具を作っている間に勉強すればいいだろ、とかいう決まり文句もありますね。

重要なのは「サボりに快感が伴うか」です。この快感のために、勤勉より労力を費やすという割に合わない作業を行うわけです。

ポイントは自分の中に「これだったらいくら労力がかかっても楽しくできる」という作業を見つけて、それを「しなければならないこと」のカロリーとこっそり置き換えることなんです。たとえば俺の場合、写真を撮っていれば楽しくて、それ以外はほぼ苦痛な作業です。一番楽しく時間が使える労働で他を補えばいい。だから写真家をやっているのです。

これが誤解されがちなメソッド「サボり道」です。

武道のようにサボリドウと読んでも、漫画家みたいにサボリミチと読んでくれても構いません。訂正する作業をサボりたいので。

このサボり道をヘイヘイホーと歌いながら歩いているタイプを指して「自由な人」と呼ぶんですが、自由を手に入れるためには正確極まりない「サボり道の地図」を持っていなくてはいけません。amazonでは売っていないので歩きながら自分で描くしかない。

地下鉄の路線図通り、google map通りに歩いて行けば目的地には着きますので、それが苦にならない人はそれで行けばいいと思います。

今日憶えて欲しい公式はただひとつ。

「サボりのカロリーは勤勉より多いんだぜ」です。

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多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。