「4月の、LA」
4月はLAで撮影。アメリカについてはどうも書くことがないような内容になってしまう。知っている気になってるモノが多いからだろうか。でも、本当は知っていることなんか何もない。俺は人を撮るのが好きだから、2億人撮らないうちはアメリカの全貌はわからないんだよな。
レタッチをするときは、先入観が強く作用する。西海岸の光はこうである、というような。そういうのが一番ダサい。パリだとモノクロでセピアにするとか。そんなのは記憶の縮小再生産だ。
とはいうものの、エグルストンとかを意識する。見ちゃったモノは忘れられないからな。仕方がない。デザインで言うと街に使われているペパーミントグリーンとかピンクなんかも影響していて、とにかく「先入観との戦い」だ。
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多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。